2019年の紅葉めぐりのファイナルになりました。
今年も残すところ10日になりましたね。
齢も重ねると年月の過ぎる早さが年々早くなるように感じます。
河内堰提(かわちせきてい)はおよそ100年前(1925年8年竣工)、板櫃川をせき止め8年の歳月をかけて
当時の東洋一のダムとして造られました。
この堰提の水を供給した当時の官営八幡製鉄所はよる時代の波に押し流され、
企業合併が進み今年「日本製鉄八幡製造所」と名に変更され寂しい思いをしています。
この製鉄所に慣れた方たちは等しく思いを同じにされていると思います。
また、この堰提は、およそ百年に渡り水漏れも起こさず今日に至っています、素晴らしい土木技術ですね。
今まで、何度もこの堰提を見ていますが、ミクロで初めて堰提の表面の一部を見て、
その精度の高さと丁寧な作りにかっての城の石垣づくりの技術も入っているのではないかと思ったほどです。
堰提川を中心に穏やかな調和の取れた紅葉が見頃を迎えていました。
貯水池側の堰提の様子と紅葉
いつ見ても給水塔の造形が素晴らしいです!
堰提の上から見る河内サイクルセンター付近の紅葉
たっぷりと蓄えられた貯水池の奥に広がる山々の穏やかな紅葉
河内堰提と紅葉
この紅葉を見るために来たのです!
堰提の上から板櫃川の橋と紅葉
この橋までは降りて行けるようになっていますが、結構な高さに二の足を踏んでまだ降りたことがありません(涙)。
堰提道と紅葉
給水塔、堰提道の安全柵、対面の山の紅葉のコラボが素敵です。
河内堰提の石積み状況
今までマクロでしか見たことのない堰提に、この日はふと足元に目を向けました。
見てください、様々な大きさ、形を整えた石が実に巧妙に積まれていました!
すでに10回以上も来ているのに今まで気づかなかったことに工事に携わった方たちに申し訳ないことをした思いです。
河内堰提への道路
比較的狭い曲がりくねった車道を登って河内堰提に出てきたところです。
あまり、紅葉は見られませんが春は桜並木が美しいです。
河内堰提の紅葉とタイトルを付けるには、地味な感じがしますが
見方を変えれば堰提、紅葉がとても調和していると思われるのです。
そのため、今回初めて河内堰提の紅葉をUPしました。
また、今回河内堰提の緻密な石積みに舌を巻き、感動しました。
オレンジ色に輝く派手な紅葉の多い中で、落ち着いた風情の紅葉はいいものですね。
現在造られているようなコンクリのダムだったらこの風情は出ないですね。
石積みの建築物は橋などでもそうですが、歴史の積み重ねをうまく調和されているように思います。
水準の高さがしのばれますね。
ヨーロッパの古城のような作りも素敵です。
官営八幡製鉄所の設立で国をあげてのダム建設だったのでしょうね。
建設に携われた方たちは100年後の紅葉に溶け込んだ素敵な風情のこの姿を想像できたでしょうかね。
かなりの工法・技術が必要だったでしょうね。
景色が素晴らしい。
好いところです。
当時、このダムに携わった人たちの苦労を偲ばせて
いますね。
また紅葉とのコラボは素晴らしいですね。
毎年見られる紅葉と味わい深い堰提の風情はいつ見ても気持ちが和みます。
残念な我ら、北九州ではほとんど白色の雪は殆ど見られません。
たまに見ると、銀世界の美しさと寒さに感動します。
たまたま、近くの石積みを見て緻密で丁寧さに舌を巻きました。
お城の石垣の石積みなども興味があるのでその緻密さは新鮮でしたね。
何事も好きで続けることができる何かを見つけられたら人間幸せなのですね。
ベルさんはカワセミですから幸せ夫婦ですね。
こんな巨大な石積み建築は他で見たことがありません。
信州は樹氷の時期です。でも今年は雪が少なくネタがない(^O^)
かなり悩むでしょうね
それで何時も同じダムへ、ツーリングに行くんですよ(笑)
四国中のダムを巡るので、エンドレスですよ(^^)
それで、『ダム神様』の称号を頂いたんですけどね(^o^)
こんなだ規模な石積みダムもあるんですね。
見事できれいです。