今日のゆうこおばさん

昨日新年会から帰ると息子が「おかん、ばばあから面倒くせえ留守電入っとるでえ。」息子はカラオケ→バッティングセンター→ボウリング場→ファミレスとハッスルしまくり先程帰宅したらしい。さすが脳筋男！アクティブ～っ。
「あ、何回か電話あったけど面倒くさいから出なかった。」と娘。ナンバーディスプレイだから誰からかかってきたかわかる。

「台所の灯油がなくなったみたいだわあ。明日の朝寒くて凍え死ぬわあ。ヘルパーさん月曜日来てくれないし。どうしましょう？困った困った…ピーっ」
最後のピーは留守電終了の音。
ヘルパーさんは月曜日にパッチワーク仲間と新年会があるからばばの希望で「休み」にしていただいたのだ。
しかしまあ相変わらずかわいくない言い方。
残念ながらビールたくさん飲んできたし。
っていうか夕方「灯油は大丈夫？」と聞いたのに、よるになって火が消えたらしい。

日曜日幸せな気分でゆっくり寝ていようと思っていたのに。('ε'*)ぶうぶう言ってやりたいっ！
が、しかしポックリいったら後味悪いから仕方なく適当に食材買って灯油入れにいく。新しい道路は別世界で風景も綺麗。林を抜けると脇道に車の列。あら珍しい。
近所のおじちゃん、おばちゃん。会釈をすると笑顔で返してくれた。

地元も悪くない。昨日の新年会でもローカルネタで盛り上がった。久しぶりに帰郷して慣れるまでは辛いことのほうが多いけど(片親が死んでもう片方がワケわからない状態)、しばらくすると昔の知り合いとかあなたのお父様にお世話になったからと助けてくださる方が現れたりとか。だからお互い頑張りましょうねギネスビールさん。
でも日にちがたてばたつほど父がいない寂しさが大きくなりますよね。

仕事は薬業界が激動の渦のなかで大変だけど見方を変えれば貴重な体験ができて歴史が動く事に関われるのだ。何が起きるか楽しんでしまえ！そして老後に縁側でお茶をすすりながら「あの頃はたのしかっのう、じいさんや。」と旦那君の写真に語りかける。たまに遊びに来る息子と娘から流行りの物を教えてもらいハイカラばあさんになるのが夢かな。それまではひたすら走るのみ。人生生きていればきっといいこともある。昨日は本当に楽しかったし、苦労したからこそ得られる物ってたくさんある。

今週は勤務四回。娘の単位認定試験の勉強も見てあげないと。金喰い虫は蝶になり羽ばたこうとしている。あとは優しく見守るのみ。