親の長生きは子供を不幸にする

休みだというのに朝からばばのお付き合い。楽しみながら、と心に言い聞かせたものの、食べたくもない朝御飯を作り笑顔で食べ、聞きたくもない堂々巡りの話を聞き(←ご近所さんへの不平不満)、バタバタした１日が始まる。

稼いだお金はお国にごっそり持っていかれ…。

昔みたいに入院できたらどんなにいいことか。
医療費削減というと聞こえがいいが、健康保険料たくさん払ってるのに、入院はよほどのことがないかぎり断られ、世の中の皆ジェネリック。
弱者は滅びろというがごとき政策。

認知症の診断書がなければ要介護3はとれない。しかも指定医療期間のものしか認められない。
診察予約は数ヶ月またないといけないし、定期的受診も必要。片道1時間はかかるし、診察待ちで半日はつぶれる。
だいいち本人が行きたがらないし、娘として母親を傷つけることはしたくない。

親は長生きすればするほどこどもを苦しめ仕事をうばい、人生をうばう。
だから長生きなどしたくない。真剣にそう思う。
ばばもそう思うみたいだがお迎えが来ないとあの世に逝きたいのにいけないと。

医療が発達し、長生きできて幸せかと思いきや、高齢化社会を生み、歪みを生み、親も子も苦しむのだ。

様々なシチュエーションで疑問を感じながら薬剤師を続けているが経験を重ねれば重ねるほど辛くなる。

ココヤクのスタープラチナさんへのコメントにも書いたけど間違いだらけの日本の医療。(ミスという意味ではなく医療のあり方そのものが、)

なんだか仕事もプライベートもアリ地獄。5月なので娘も沈没…。サルベージ船はみつかりましたがどうなることやら。

頑張れば頑張るほど不幸になります。
ブレイン君に「君が頑張れば頑張るほど薬局長に迷惑がかかるから頑張らないでくれたまえ。」と言われたけど、

頑張るからいけないのでしょうか？