主婦&薬剤師ゆうこの ワガママにっき

主婦&薬剤師のふたつの顔を持つ
変なおばちゃんの日常を気の向くままに綴ります。 

目薬を楽しく使っちゃえ❗

2020年11月04日 10時24分22秒 | できごと
まさかの展開で左目がサイボーグみたいになりまして‥。

緑内障なのに白内障の手術をするという貴重な体験をし、

身を持って緑内障の恐ろしさを味わったわけで。

旦那君と紹介状を書いてくれた先生と患者を助けることに一生懸命なイケメンドクターと看護師さんやスタッフさんに感謝、感謝です。

半日遅れていたら左目は失明していたわけで、目の奥の多数の視神経は眼圧が上がることにより圧迫されて破壊されてゆくという自然の摂理を知ってるようで知りませんでした💧


はじめの頃はサンピロとベタメタゾンもあったので、緑内障の薬だけでも30分以上かかるわけで、

それぞれ1滴ずつ点眼するのですが、目薬と次の目薬の間は5分間以上開けてくださいとの指示がありました。(←目の表面から吸収される前に次のを点眼すると流れてしまうそうです。1滴で充分で余分なものはあふれるか口に流れ落ちてゆくらしく、苦い味がしたりします。)

上を向き、あかんべーのように下まぶたを引っ張って、目薬の先端がまつげに触れないように滴下するのですが、はじめの頃は左目に幕がかかっていてほとんど見えなかったので動物的直感で悪戦苦闘しました。
視力低下した方がなかなか入らないから多めにもらうと言ってたけどたしかに難関だわ、としみじみと思ったり。

車の運転はしないほうがいいと息子から言われたので、公共交通機関を利用し、小旅行のような感じでのんびりと通院したものの、視力は回復するのだろうかとか、仕事はできるのかとか、テニスはもうダメだろうなあとかぼんやりと考えたり。

できるだけストレスを感じないように職場にはしばらく休みますときっぱりと言って、なるようにしかならないんだと自分に言い聞かせ。

今までの人生で子供たちの自殺騒動とか学校に通わせてあげられなかったこととか、心ない言葉に何度も何度も傷ついて、

父の死とか母の介護とか娘の入院事件とか息子の転職騒動とか、

勤務先のドラッグストアが大手に買い取られたりとか、登録販売者の資格創設で居場所を失ったりとか、

ブレイン君のこととかブレインさんのこととか、転職を決断した事件のこととか、

いろいろありすぎて、

大切な友人が不治の病におかされたり、大切な友人の弟さんが亡くなったり、旦那君の兄が脳出血で倒れて半身不随になったり。

コロナで様々なものが変わってしまい、娘のお気に入りのお店が次々と閉店し、サンリオピューロランドにいけないうちに次のバースデーが来ようとしてる。

還暦なのに‥。
5月の還暦記念旅行がボツになり、リベンジで息子と四国めぐりをするはずだったのに、

豪華目の手術のオプションつき1泊2日夕食、朝食、昼食つき◎◎病院ホテルに宿泊だよ~っ。

でも、

転職後でよかった。
ブレイン君に何を言われるかわからない。

旅行中じゃなくてよかった。

親切な先生にめぐりあえて処置が間に合って本当によかった。

白内障の手術をしたので、


4種類増えた。

右目は眼圧が上がりきらないうちにレーザー手術をしたのでアイファガン、グラナテック、トルソプトの3種類のみになり、視力も1.0に。元々が0.3だったので実は眼圧がすでに高めだったのかもしれない。

左目は右目の3種類の他に寝る前にラタノプロスト、緑内障の目薬を合計4種類と白内障の手術後の4種類を点眼しないといけない。

初めは字がデカイタイマーを使っていたんだけど、時間帯によっては音がうるさい。

そこで思い付いたのがコレ↓

子供の頃から砂時計が好きで、憧れていたんだけど、

左から1分計、3分計、5分計。

1分計と36分は紅茶用に購入。
5分計は愛車だったミラと同じラベンダー色のプラスチック製のをネットでみつけたので衝動買い。

大きさがわかりやすいよう280mlのペットボトルと一緒に撮影してみました。

薬はかごにいれていたのですが、お気に入りの缶に入れて点眼も楽しもうかと。


が、しかし、ベタメタゾンの特殊容器にはかなり苦戦を強いられ、







キサラタン自体は冷蔵庫に保管しないといけないところをジェネリックのラタノプロストはこの容器で室温保存可能にしたらしいのですが、リンデロン点眼液のジェネリックのベタメタゾンもこの容器。

実際に使用すると結構大変。
高齢者が使うものとは思えない。
あ、私も高齢者か。

そんなこんなで頭がごちゃごちゃだから、

初めは手書きでチェック表書いていたんだけど、この際だから薬効もしっかり覚えて仕事にも役立てようかな~なんてね。

横長に作ってしまったので2列一緒に印刷してみましたー。

あ、プリンターをやっと買いました。古いものをだましだまし使っていましたが、理想の1台をみつけたので還暦記念に赤いのを選びました。

後ろからも用紙が入れられるもので、スマホやiPadでサクサク使えるものが欲しかったので満足。

まだまだ完全ではないけどとりあえず仕事が続けられて、誰かのために何かをできることが嬉しいです♪

「待ってますから必ず帰ってきてくださいね。」

職場の人々からそう言ってもらえるなんてすごーく嬉しいしはげみなります。

旦那君も息子も娘もおかんがいないとさびしいと言ってた。

みんなありがと~っ。

ブログを読んでいる方々も応援してくださってる皆さんもありがとうございます。

見えるってありがたい。

ミシン糸の箱のなかを見ても美しさを感じる。(←母がプロ級だったのでたくさんの色が揃ってるの。足踏みミシンは置き場所がなくなり処分したけれど、宝の持ち腐れと言われてるコンピューターミシンはまだまだ現役。)

仕事を引退したら手芸を、と思っていたのにまさかの展開。
でもみなさんのおかげで実現可能になりそうです。

重いものは持ってはいけないと言われてるので、ミシンはしばらくおあずけです。(←ろうかの片隅に置いてあるの。)

リハビリをしながら今後の生活についてじっくりと考えていこうと思う今日この頃です。

還暦記念に何かを買おうと思っていたけど、テニスのラケットがプリンターに化けました。

年賀状、今回は楽しみながら作ります。

今までの人生が過酷過ぎたことにすら気がつかずにひたすら駆け抜けてきた結果、

左目がサイボーグみたいに人工レンズになりました。

「人工レンズに人工関節、そして圧迫骨折。みんなが通る道だからね。長生きし過ぎるといろいろあるの。それでも生きなければならないのなら事実を受け止めるしかないのよね。逃げようがないから。でもね今できるささやかな楽しみをみつけていくことが大切だと思うからチャンスがあればチャレンジしてみたるのよ。上手下手関係ないわ。人目を気にしないって大変だけどね。」
バス停でバスを待っていたら女の人が話しかけてきた。
70代だと思っていたら82歳だった。

素敵に歳を重ねる。

そんなの不可能だと思うけど、

素敵に歳を重ねたい。

そう思うのは自由だ。

この世から去るときに、

「ああ、やっといなくなってくれた。せいせいした。」

そう言われる人にはなりたくない。ただそれだけ。

すでにブレイン君にさんざん言われてきたけどね。
「目の前から消えてせいせいしたでしょ?」と亡霊になって聞いてやりたい気分だったけど、

そんなことどうでもよくなった。

今はただ、現場に戻りたい。
それだけ。

待っててくれる人がいるから、身体は大切にしないとね。

薬剤師に求めることって人それぞれだけど、身近な存在でいて欲しいと私は思う。

処方箋は納得のいくところに持参する。

「しんせつ第一」
ツルの店の名札に書いてあった。
名前はね、ひらがななの。
それは、
こどもでも読めるように。

「お客様は神様です。」
その昔三波春夫という歌手が毎回言っていたけど、

客の方向を向いてこそ真の接客なんだよね。
品揃えだって売り上げデータばかり見てないで、お客様の様子を見たり動線をみたりするのってとても大切。

さて、まだまだ現役でいられるのなら長老は長老なりにお役目を果たさねば。

でも、無理は禁物。
ここ大事。

おやじいさん、ゆうこおばさんはゆうこばあちゃんになりましたがまだまだしぶとく生きていきたいと願っています。




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