主婦&薬剤師ゆうこの ワガママにっき

主婦&薬剤師のふたつの顔を持つ
変なおばちゃんの日常を気の向くままに綴ります。 

心機一転その後

2019年04月11日 08時22分41秒 | できごと

誤解が誤解を招いてしまいましたが…。

 
新しい職場で元気に頑張っています。
 
少人数なので軟膏ミックスや一包化などなど調剤もできるので、超久しぶりに原点に帰った感じ。
 
管理薬剤師さんが優しくて親切な方なのですごく嬉しいです♪
 
面分業の場合、処方箋って薬剤師の性格がもろに反映されると言われてるけど、来る人来る人「◎☆さんいるかしら?」とか「◎☆さんによろしく~。」とか、「◎☆さんがいるからここに来るのー。」とか。
慕われているんだな~と感動しました。
 
薬剤師の仕事ってなんだろう?
改めて考えてみると、確かに大学で学んだ知識は重要だが患者様やお客様が求めているものはなんなのか。それを意識している薬剤師は果たしてどれくらいいるのだろうか。
 
服薬指導の本はたくさんある。
でもそれはあくまでも薬剤師サイドからのアプローチの方法を「薬剤師」が(←ここ大事)執筆してるわけで。
 
毎日の業務に追われるといつしか感性が鈍感になり、相手の気持ちを理解しようとする医療の原点を忘れてしまう。
 
医療とは痛みや苦しみを取り去るためのものであり、薬物治療はオールマイティーなわけだはない。
 
患者様と向き合えば向き合うほどに薬剤師の仕事の難しさを実感する。
 
「プロらしくなるためには経験を重ねるしかない。」尊敬する薬剤師の言葉なんだけど、まさにその通りだと思う。
 
人に優しく己に厳しく。
 
それが私の今の目標。
 
超久しぶりに軟膏のミックスをやって思ったこと。
調剤ってこんなに楽しかったのに、若い頃には気がつかなくて嫌々やっていたっけ。
引退間近だからこそ気がつくことがたくさん。
 
後の祭りってか。
 
いや、この年だからこそ楽しめるものってたくはんあるのかも。
残された日々を大事に生きていこう。

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4 コメント

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ブログ復活ですね♪ (にっしー)
2019-04-11 14:46:00
>面分業の場合、処方箋って薬剤師の性格がもろに反映されると言われてるけど

私は『働き方が面分業』ならば門前薬局勤務でも変わりはないと思います。医師の顔色を気にしないで患者さんの対応をする、たった、これだけのことです。


>改めて考えてみると、確かに大学で学んだ知識は重要だが患者様やお客様が求めているものはなんなのか。それを意識している薬剤師は果たしてどれくらいいるのだろうか。

多くの薬剤師は頭が悪いわけではないので、患者さんの求めることが何なのかは分かっています。それに踏み込むと、医師と対向することになるから、見て見ぬふりをしているだけなのです。

そんなことは国民や政府はとっくに見抜いているんですよ。だから、『薬局に期待することはない』という意見で終わってしまうのです。


>それはあくまでも薬剤師サイドからのアプローチの方法を「薬剤師」が(←ここ大事)執筆してるわけで。

これは私の持論ですが、上を目指す薬剤師は
『薬剤師が執筆した本』を教科書にしてはならない、
と思っています。(あくまで読み物と捉えるべき)

それはなぜか。視点が狭いからです。
医師の視点、看護師の視点からみた薬物療法を
執筆できるのはそれぞれの職種だけでしょう。
(医師に転向した、元薬剤師とかでも良いでしょうね)


>毎日の業務に追われるといつしか感性が鈍感になり、相手の気持ちを理解しようとする医療の原点を忘れてしまう。

毎日の業務よりも、目の前の患者さんを理解する事、それを優先しなければ、どんな薬剤師もそうなってしまうのではないでしょうか。

私は毎日の業務を可能な限りルーチン化することで、患者さんとの時間を確保しております。まだまだ足りないと思いますが・・・私一人では無理でしょう。


>調剤ってこんなに楽しかったのに、若い頃には気がつかなくて嫌々やっていたっけ。

私は今でも調剤(調製)はツマラナイと思ってます。
最近話題になっている、『非薬剤師でも出来る行為』とは調剤室内の作業全部だと思っています。

薬剤師にしかできないこと。それは専門知識を生かした頭脳労働です。一包化や軟膏ミックスに、それは必要ありません。処方せんの監査、薬歴管理指導、そして患者さんの相談応需、これこそ、薬剤師の本職(職能)です。

ドクターXの大門未知子は良いことを言いました。
『医師免許が無くても出来ることは一切いたしません』
これを薬剤師に置き換えて考えるべきですよ、私たちも。
返信する
ゆうこさんおめでとうございます。 (おやじい)
2019-04-12 11:22:21
ゆうこさん、色々有りましたが良かったですね。
中々楽しいって思える職(場)に出会えるなんて今の時代少ないことなのかもしれませんよ。

にっしーさんのコメントは相変わらずの攻めですが(笑)
確かに自分も、終活・人生の終焉に向かい始めてますので
自分の様な薄っぺらな薬剤師歴でも何かに貢献出来ていると感じられる幸せはありました。

大きな施設だと、作業を分担して専門性を高めるのも有りでしょうし、小規模の施設には施設なりのやり方、楽しみ方、(地域・患者様への)貢献の仕方もあるでしょう。

まあ気負わず、日々を楽しまれて今後のブログも楽しみにしています。
自分も直ぐ後ろを走ってますので、良き先人・先輩として今後も学ばせて頂きたいと思ってました。
返信する
にっしーさんへ (ゆうこ)
2019-04-14 08:07:26
コメントありがとうございます。
年代の相違ですかね。あなたは今の薬剤師、私は昭和の薬剤師。
料理が好きで化学実験が好きで、調合とか道具を用いて何かをするのが好きなのでこの道に進み、ふと気が付けば私が好きな部分は調剤助手と呼ばれるテクニシャンが担うようになってきました。
今回の法改正ではテクニシャンの事が盛り込まれていて、薬剤師は人対人のお仕事に完全に変化してしまいます。
これからの薬剤師はチームの一員として医療に携わっていくわけですが(すでに取り組んでいる人もたくさんいますね。)薬剤師が投薬窓口で話していいる内容を聞くと患者本人や家族が求めているものとかけ離れている気がしてなりません。
にっしーさんは患者様を大事にする方ですので、今一緒に働いてる管理薬剤師のように生活背景も含めて応対でkじていると思いますが、患者サイドとして、家族として薬剤師と接するにあたり納得できないことがたくさんありました。
これからは人を助けるだけではなく介護職の方も含め連携が必要で正しい薬の使い方や保管方法、正しい知識を広めていくのも重要なテーマとなっていきますね。
医学的な知識はもちろん検査データやバイタルサインの読み方、血圧計や血糖測定装置などの医療機器の使い方の説明、OTC薬やサプリメント購入のアドバイス等々幅広い分野に渡って適切なアドバイスをしていかなければなりません。
これからの薬剤師は認定薬剤師の資格取得は必須で、様々な専門薬剤師の資格がないと通用しなくなってきていますね。
知り合いの病院の薬剤師さんは糖尿病認定薬剤師をはじめ様々な資格を取得し、患者向けの講演会を開催したり学会で発表をしたり大忙しです。
薬剤師の仕事はハードなのが当たり前と認識していますがそう思っている薬剤師が少数派なのはとても残念に思います。
私の転職した本当の理由は認定薬剤師資格を取得したいのとお客様との距離を縮めたいのとルーチンワークのみではなく幅広い分野で誰かの役にたちたいのと、OTC薬販売に関わりたいのといろいろ。
ブレイン君は典型的な「薬剤師」でした。
薬剤師のいけないところは他を認めたがらないことと自分の考えを押し付けること。
りんぐさんの鏡の理論は的を得ていて自分自身も若いころはそうだったなあと。
何事も心のゆとりと柔軟性は大事です。居場所をみつけパートナーに出会えたのでしっかりと足を地に着けて激動の渦に巻き込まれずに薬剤師道を突き進めって感じですかね。
返信する
おやじいさんへ (ゆうこ)
2019-04-14 08:22:23
お元気ですか?
gooブログのアプリ更新以降スマホでは名前とタイトルが入れられず苦慮しておりました。
奥の院(引っ越し後で荷物のジャングルにうずもれて暮らしております)からパソコンをやっとこさ引っ張り出しました。
今の管理薬剤師の方は苦労された方でとても優しくて親切で患者様に慕われるタイプです。
ブレイン君と同年代の男性なので身構えてしまいましたがフレンドリーに話かけてくれます。
おやじいさんもきっとこういう人なんだろうな、なんて時々思いながら仕事をしています。
おやじいさんはにっしいさんよりも年上なので私の気持ちがわかってくれるかな、なんて勝手に思ってみたり。
「かかりつけ薬剤師」、とてもいい取り組みだと思うのですが方向性が迷走状態。
本来の意味のかかりつけとは患者様や家族との信頼関係を持つということなのに…。
私は自分の体験から病院につれてゆけずに困ってる方々のお力になりたいと思うのです。
そのためには今認定薬剤師の資格が必要でまだまだ学ばなければんばらないことがたくさんあります。
思いがけず薬剤師としての良きパートナーが次々と目の前に現れ居場所もみつかりました。
おやじいさんと距離は離れているけれど同志としてこれからもお付き合いいただけたら嬉しいなあ、なんて思っていたのでコメントがいただけて泣いて喜びました。(それほど今までが」辛すぎたから)
生まれて初めて自分を認めてくれて期待してくれる人に出会えてやる気モリモリ。
還暦おばさんだってやるときはやるんだぞって証明できるよう日々精進してゆきたい今日この頃です。
若い人には負けない!じゃなくって若い人から学ぶことはたくさんあるので仲良くしたいです。
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