朝が来たか…。

早々と目覚めて

「ちっ。今日も朝がきちまったか。」

とがっかり。

楽しく暮らしている人にはわからないよね、こんな気持ちになるなんて。

死にたくない人に失礼だという人は、心に余裕のある人。

逃げたくなっても逃げられない現実。

忘れたくても忘れれられない過酷な現実。

ここまで追い込んだ人々はそんなこと知るよしもなく普通に暮らしている。

楽しそうに笑いながら。

でも、生きるということは実は過酷な試練を何度も経験するということなのかもしれない。

少なくとも２回は経験する。

この世に誕生するとき胎内から外へと飛び出しオギャーと悲鳴をあげる。

死へと向かうとき大なり小なり恐怖と辛さを味わう。

大切な人との別れ。失恋。

受験や就活の失敗。

子育てや介護の悩み。

PTAや町内会のいざこざ。

かぞえたらきりがないほどの試練。

でも、

何があっても今日は終わり明日がくる、の繰り返し。

過去には戻れないし未来へタイムワープすることはできない。

日々の繰り返し。それはまぎれもない事実。

生きたい人はいきられない。
生きたくない人は生きないといけない。
逝きたいひとはいけない。
逝きたくない人は早々とお迎えが来る。

ひとりになりたいと思うけれど、
いざひとりになったら寂しくてたまらない。

寂しいから誰かと暮らすけど、
誰かと暮らすと不満が出てきて、不満をぶちまけられずにストレスがたまり、いつしかその人の事が嫌いになり、憎くなる。

生きるって難しい。

死ぬって難しい。

現状を嘆きながらも生きるしかないか。

あきらめが肝心。

でもすべてをあきらめてしまってはダメだ。

一縷の希望を捨てずに

生きてみようか。今日も。

過酷な現実に目をつぶってばかりでは何も変わらないから、

現実と向き合ってみた。

向き合ってみたら心のふたがぶっ飛んで、

コントロールなんて到底無理。

だから、

感情も現実もとりあえず放置。

やらなければいけないことを順番に片付け、ばばの家に行かないと。
そして、お仕事きちんとやらないと。

人に迷惑かけないようにしないといけないからね。

今自分にできることを精一杯やる。

今はただそれだけ。

だから、ダメ出しはこたえる…。
死にたい気持ちに逆戻り。

いやだなあ。仕事にいくの。

でも行かないと。稼がないとすべてが始まらない。

税金高いなあ…。暮らしにくいなあ…。