うちの旦那君。身なりには無頓着。
一昨年ズボンが破れて一着捨てた。
「ズボン買わないとね。」
昨年別のズボンが破れて一着捨てた。
「ズボン買わないとね。」
今年、別のズボンが破れて一着捨てた。
今朝、「ねえ。冬のズボンは?」
「買わないとね、と言ったじゃん。」
「そうだった!今日の夕方一緒に行ける?」
旦那君が私を誘った理由はね、
青山のアプリを私のスマホに入れてあるから。
だって未だにガラケを愛用してるんだもん。
旦那君いわく、「会社の携帯だからこれで充分。片手で電話できるから便利だよ。」と。
彼はパソコンおたくだけどガラケやスマホは苦手らしい。
ガラケの電話帳を使わずに紙に小さな字でびっしり電話番号を書いて持ち歩いてる。
メールを拒絶していたけど無理やりマスターさせて必要最低限はメールできるようになった。
旦那君いわく、
「ひとつのキーを何回もタッチするなんてめんどくさい。パソコンのキーボードが好きだ❗」
彼は用事があると会社のパソコンからメールを送ってくる。
うっかりそのまま返信してしまうこと多々あり。
返事はガラケに送らないと気がつかないらしい。
同窓会の連絡をラインでと同級生に言われて始めたものの、なぜにパソコンでやってるのだ?
「携帯じゃないと現地で連絡とれないよ。」と忠告しても聞く耳を持たない。
「電話するから問題ないよ。」と。
ゆうこの女子会はグループラインで繋がってる。
でもみんな忙しくて普段は放置。
そんな私たち夫婦も還暦間近。
旦那君はひとつ年下、12月生まれなので「1年7ヶ月違い」と若さを強調したがる。
彼は化学やで、石油コンビナートとかの設計も手掛けたりする。
理科系夫婦なのでふたりともアブノーマル。
そしてそんな私たち夫婦から生まれた子どもたちもアブノーマル。
だから周りとなじめなかったのかもしれないし、B型はつるみたがらないから交われなかったのかもしれないし。
普通の人生は送ることができなかったけど、毎日はそれなりに面白い。
要は食べていくお金を誰かが調達してくればよいのではないのだろうか。
そう思うことにしよう。
いつかはきっと進むべき道を見つけて羽ばたいてゆくだろう。
深く考えると不安で押し潰されそうになるから、
一日一日の積み重ねで今を大事にしようじゃないか。
そう思いながら不安になる。
「ねえ、どうしたらいいと思う?」と旦那君に聞いてみる。
すると「赤いサイロ買いにいくけど食べるよね。」と唐突に違うことを聞いてくる。
万事が万事この調子だから、悩んでるのが馬鹿くさくなってくる。
息子がゲラゲラ笑いながら私を呼ぶ。
「ねえねえ、おかん、みてみて~っ。」
面白い動画をみつけたらしい。
しぶしぶ立ち上がり彼のもとへ行くと、思わず一緒に笑い転げてしまった。
今小学生の人気の職業第一位はYouTuberだそうだ。
深刻に悩んでいるときに、みんなで深刻になると沈没してしまうけど、旦那君も息子も娘もマイペース。
A型の母親とO型の父親に育てられた私には理解できないこともたくさんあるけど、
知らない世界を知り、行ったことのないところに連れていってくれる。
それはそれで幸せなことなんじゃないかとふと思う。
たぶん旦那君と結婚していなければ旅行なんてしないし、息子がいなければスマホにハマることもなかったし、娘がいなければ美味しいものを食べに行くこともしなかっただろう。
生活に彩りって大事だ。
夫婦ふたりきりの時期はしずかすぎて寂しかったりした。
散らかってるだのうるさいだのと小言を言ってるうちが華なのかもしれない。
大切な人であることに気づいたときには失ったあと、なんてことにならないように生きているうちに思い出をたくさん作ろう。
が、しかし、カマキリのように時として旦那がうとましく感じるのはなぜ?
「閉経を迎えると母親としての役割を終え、ホルモンの影響でひとりになりたがる。」と何かに書いてあった。
旦那君はかまって欲しがるけど、取り込み中に話しかけてくるから…。
かみつかれたりする。
狂暴な鬼嫁、職場では白衣という化けの皮を被りおとなしく働くの図。
ブレイン君は私がキレやすくキレたら収拾がつかない人だなんて知る由もない。
誰もがすべてをさらしているわけではないから、まさかの人がまさかの技を持っていたり、突然豹変したりする。
能ある鷹は爪隠す。
そうありたいものだが、なかなか能ある鷹にはなれそうもない。
今週末は銀婚式記念旅行で沖縄へ。
何回もめるかで息子と娘が賭けをした。
怒って帰ることだけは避けたいかな。
西表やまねこ見に行くんだもんね~。
娘のことが心配だから一泊二日で、と思ったけど飛行機が朝早いので、前日は羽田に宿泊。
「ねえねえ、新婚旅行で泊まったホテルなんだよ~、覚えてる?」とハイテンションで話しかけられたのに、アイロンかけに集中したくて「ふーん。」で終了。
あとから話を合わせてあげたらよかったなーと後悔し、改めて話しかけると、
「え?なんのこと?」とさっきの話を忘れてる様子。
仕事が忙しすぎるのか、それとも九州の母の様子が気がかりなのか…。
「ねえ、おかん、おやじ最近物忘れ激しくないか?もしかして認知症?」
心配になったが、よく思い出してみると、もともとそうだった。
忘れたことが原因で夫婦喧嘩が勃発したりした。
でも、
この歳になるとどうでもよくなることが多くなる。
忘れるから生きて行けるのだ。
辛いことや悲しいことは忘れようと努力してみたり。
過去を振り返るのは必ずしもよいとは限らない。忘れてしまった方が幸せなこともある。
26年も連れ添うともはや空気みたいな存在でなくなるなんて想像もしない。
でも別れは着実に近づいてある日突然日常が日常じゃなくなるんだ。
悲しんでばかりいては先立つ方が死にきれないから元気に暮らすのも供養のひとつ。
認知症の母に会いに行くのが当然だと責められるけど、会わずに記憶が薄れ、グループホームでの穏やかな毎日を平穏に過ごすのもお互いのために良いこともある。
どんなことでも数学と違って正解はないのだ。だから批判したり責めたりしないほうがいい。
薬剤師には包容力も必要なんじゃないかな。指導するばかりではコミュニケーションはなりたたない。
包容力。
心のゆとりがないと包容力は発揮できないから、忙しい日常のなかに楽しみを見いだし、自分へのご褒美を楽しみに頑張れたらそれでよしとしよう。
あれ?タイトルとズレたかな?
すれ違っても仲良し夫婦。
それもアリ。
ズボンは無事青山で買いました。
二本の値段で三本購入。クーポンとかポイントとかバースデー割引とかでかなりお得。
我が家はスーツとスラックスは青山と決めています。
昔は井筒屋てしたが。
デパートに行く機会もめっきり減りました。時代の流れですかね。
時代の流れに流されてゆくもよし、逆らうもあり。
自分を失わないよう、時々自問自答。
そんな私の必需品はスマホとSNS。
ココヤクなくなっちゃうのか。
残念無念…。
でも繋がることができた人もいて、バラバラにならなくてよかったな。
ストイックな仕事だと思うんですよ。薬剤師って。だから気晴らしの時間て大事なんじゃないかと。
たとえ大人数で仕事していても、思った以上に孤独を感じるし、自分の無力さを思い知らされる。
そんな気持ちを共有できるのは薬剤師同士ならではじゃないかと。
悩んでばかりではもったいないから、ゆうこおばさんが話を聞いてあげちゃおうかな。なんてね。
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私の所は開局当初は全然儲からなくて、儲かったのはここ10数年位です。
他の要領の良い経営者と違って、医師にゴマする事が出来なかったので始めの頃は苦戦ばかりでした。
そのお陰で今の門前&面薬局が生まれたと思うと何が幸いするか分かりません。
人を使うのは多分一生難しいです。
自分一人で出来る範囲の仕事の方が楽です。
今はそんな事は言ってられないので、やっぱり私は優しいのか?自分の事より従業員を優先している場面が多いかも。でもそうしないと良い人はすぐ何処かに転職してしまうから。
ゆうこおばさんも結局は優しいんですね。
私と同じ様に心の中で思っていても態度には出さないんですね。
にっしーさんのキツイコメント、他に言ってくれる人が居ないから有難いと思っています。
全然へこたれてはいませんからご安心を(笑)
私もなんだかんだいって、ある意味尊敬してますよ。
私は結局、独立開業することから逃げた薬剤師ですから。。。。
キツイコメントをメーちゃんさんに一杯しましたが、頑張ってほしいという思いが真剣になるほど、そのようなコメントばかりになってしまったのです。。。
>メーちゃんさんて優しくて相手のことを親身に考えてあげるいい人だなあ、メーちゃんさんの薬局で働きたいなあと思いながら読んだり。
そうですよね。私はその優しさに付けこむ職員が居ることこそ、メーちゃんさんの最大の不幸だと思います。
(職員のことを考えすぎですよ、と言ったこともあったなあ・・・)
>おばちゃん(←固有名詞)はにっしーさんのところの還暦さんと同じで聞く耳を持ちませんし頑固です。
社員さんたちは怒ることに疲れてしまったみたいで。
私は怒ることをとっくに過ぎました。
でも、許せないものは許せない。
理不尽は私のいる空間で存在していいわけがない、と。
>おばちゃん(←固有名詞)の勤務態度が許せないのになぜか助けてしまう天使のゆうこに悪魔のゆうこが「放置すればいいじゃん。」と。
きっとゆうこおばさんは、『ヒトはきっと変われる』といつまでも信じられるんですよ。私は・・・40代にして、それがもうできなくなりました。
それくらい、私は人間の汚い部分をいっぱい見てしまったから。ココヤクの方々をみてると、皆、綺麗な世界で生きてきたんだなあ・・・と別世界の人に見えます。
裏切られる怖さを知った私は、 簡単に信用しないことで、自分を守ってきました。自分が唯一、信用できるのは家族。家族に裏切られたら・・・それは運命と思って受け入れようと思ってますよ。まあ、無いと思うけどw
メーちゃんさんのブログを毎回楽しく読ませていただいています。
メーちゃんさんてすごいなあと思います。
今のご時世薬局経営は苦難を強いられますから。昔は儲かったのにね。
メーちゃんさんて優しくて相手のことを親身に考えてあげるいい人だなあ、メーちゃんさんの薬局で働きたいなあと思いながら読んだり。
人を使うってとても難しいことだと思います。
会社にいた頃パートさん8人に作業の割りふりをしていましたが(←薬とは無縁の仕事、化学会社の製品検査です。)、ついついさばける人に頼ってしまい…。
パートさんて均等割り振りして同等に扱わないと不満を持つんだな~と身をもって知りました。
おばちゃん(←固有名詞)はにっしーさんのところの還暦さんと同じで聞く耳を持ちませんし頑固です。
社員さんたちは怒ることに疲れてしまったみたいで。
いずれにせよ人材確保は博打みたい。一緒に仕事をしてみて何年か経って馴染んでからじゃないと本質は見えてこないのかもしれません。
おばちゃん(←固有名詞)の勤務態度が許せないのになぜか助けてしまう天使のゆうこに悪魔のゆうこが「放置すればいいじゃん。」と。
が、しかし、困ってる人がいたら助けないと、と父が頭の中で笑顔で言うから。
まだ最近のコメントしか読んでいませんが、ココヤクでは見られないゆうこおばさんの心の闇(笑)を見た様な気がしました。
ゆうこおばさんは職場で何故正当に評価されていないのか、[おばさん]なる人が何故優遇されているのかずっと前からは見ていないので分かりませんが。
上に立つ人は人を正当に評価出来ないといけないと思います。
人数が多いから分からないと言うのは各人を見ていない証拠です。
事情が分からないまま正直な気持ちを書いてみました。