主婦&薬剤師ゆうこの ワガママにっき

主婦&薬剤師のふたつの顔を持つ
変なおばちゃんの日常を気の向くままに綴ります。 

四つ足が…。

2018年01月28日 10時51分08秒 | できごと

夜中のお笑い番組で千原ジュニアがお風呂の椅子は四つ足がいい、という話をしていた。

痔主さんになると、あの穴が辛い。
患部にクリーンヒットして座るときも立つときも激痛に襲われたり。

穴はたぶんお湯が座面にたまらないようにあけてあるのだろう。

高さもデカすぎる我が家の家族には低くて態勢が苦しい。

介護介護のご時世なので、介護用の高い椅子を見つけて愛用していたんだけど、裏側がヌメヌメになったり、カビで黒ずんだり。

あまりにも悲惨な状況に至り買い換えることに。



娘の家から持ち帰った椅子。
四つ足だけど低い。



高さもグッドなんだけど、背もたれのつもりなんだろうか。微妙に片側が競り上がっていてこれが邪魔くさい。

「おかん、風呂の椅子ってさチ●コがはまって大惨事になるねん。穴のない椅子ってないんかなあ。」

座面の滑り止めがある椅子はあるけど、穴のない風呂の椅子か。

そういえばばばが愛用していた椅子はマジで椅子のカタチなので穴はない。
でも椅子の大きさなので場所を取るし掃除が大変。
座面のクッションと背もたれが油断するとカビで点々と黒くなる。

水道が低い椅子に合わせた高さなので、前にも書いた気がするけど、水道の位置を上げてもらった。



こんな感じで蛇口の交換ついでに両側の足を長いものに変えてもらった。

快適なお風呂になったけど、頭を洗うときだけは椅子が低い方がいいというので低い方も保管してある。
でもね、椅子から降りればいいということに気づいたらしく、低い方の出番はない。

家をもらうということははたから見れば羨ましいことだと思われがちだけど、昭和の家を平成の生活向けに変えるにはお金がかかるから、いずれにせよ家を持つということは維持管理費が必要ってことだね。

「どんなに素敵な新築物件も永遠の美ではないことと、住宅ローンの重圧は忘れてはならないし、マンションは自分の意思だけでは修繕できないから買うんじゃないぞ。」と父が言っていた。

「あなたはひとりっこなんだから家も土地もゆくゆくはあなたのものになるの。だから私たちの老後は宜しくね。」というのが母の口癖。

グループホームに預けたことが約束を破ったみたいで後ろめたい。
連れて帰って面倒見てあげないといけないのではないかと。

旦那君が言った。
「ホームにいるからこそ暑いときも寒いときも快適に暮らせて、栄養バランスのいい食事が食べられて、生き甲斐を見つけさせてもらえるんじゃないのかな。特別養護老人ホームみたいに手が足りなくて放置されることはないし、医師も歯科医も薬剤師も巡回してくれるんだから安心だよ。病院受診もヘルパーさんが連れていってくれるし看とりもしてもらえるんだし。一緒にいたければ宿泊もできるし。」と。

高額だけど至れり尽くせり。
認知症に特化してるからヘルパーさんたちは何事もなかったかのように笑顔で接してくれている。

すごいなあ、と思う。
肉体的にも精神的にも過酷な仕事なのに。もっともっと国がバックアップすべきだとしみじみ思う。

それに比べて小さな事で腹をたてたり文句をたれるとかやる気のない態度をとったりとか、薬剤師って甘いンじゃない?と思うシチュエーションがあって…。

薬剤師としての覚悟とかプロ意識とかプライドとかあるのかなーと。

あ、プライドはあるのか。間違えたプライドが。

一生懸命頑張ってる本物の薬剤師さんもいるけれど、誠意を感じない薬剤師さんもいるんだよねー。
逆の立場からみるとそう思う。

デリカシーに欠けるっていうか…。

毎日の繰り返しの中で波に飲み込まれ、ありきたりの薬剤師に成り下がってゆく自分がいる。

父が病気にならなかったら、母がおかしくならなかったら、子供たちが普通に暮らしていたら、今のゆうこは存在しなかっただろう。

人生のどん底を味わい、何度も自殺しようとしたからこそ見えるもの、感じるもの、理解できるものがある気がする。

残り少ない人生は後悔のないように。
この世を去るときは誰も悲しまなくてもいいからせめて「ああ、こいつが死んでくれてせいせいしたわ。」と言われない人になろう。

お役にたつことよりも迷惑をかけないことの方が難しい…。

自分が知らないうちに恨まれていたり妬まれていたりするからね。

ゆうこは悪魔の一面もあわせ持つから、幸せな学生さんが妬ましいし、目の前でいらっとする事をされると恨めしいと思う。

そんな気持ちを表に出さずに自分の中にため込んでしまうから、ブログで毒を吐かないと破裂してしまいそう。

でも人生は良くできていてこの歳になると忘れっぽくて、鈍感になり、疲れやすく、人の事などどうでもよくなってゆく。
でも困ってる人は放っておけないんだ。おせっかいは健在かな。

人を笑顔にすることが好きだから、手をさしのべることが辞められないのかもね。

天使半分、悪魔半分。

それが人間ってものなのかも。

が、しかし、寄る年波には勝てません。母のためにつけた手すりが役立っています。



トイレに増設したこの小さな手すりが優れもの。反対側にも長い手すりがあるので立ち上がる時にとても便利。

父が全体的にゆったりした広さに作ってくれた家だから…。

大事に使わないとね。

ばばの怨念が漂ってるかと思い込んでいたけど、父の愛が詰まっていたんだ。
ありがとう。おとうさん。
会いたいけどもう二度と会えない…。
でも遺影をみると今にも出てきそうだから寂しいけど寂しくない。

ばばが帰ってきてしまう恐怖がぬぐえないけれど、グループホームだから料金改正はあるだろうけど、春の大規模法改正による影響は小さくて済みそうだ。

介護認定基準がすごく厳しくなるから介護土が下がる人続出、特別養護老人ホーム入居基準の4をもらえる人は激減し、退去を余儀なくされると書いてある記事も。

調剤報酬とか医療関係の法律も改正されるから大騒動だね。
倒産する調剤薬局も相次ぐらしいし。

くわばらくわばら。


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