主婦&薬剤師ゆうこの ワガママにっき

主婦&薬剤師のふたつの顔を持つ
変なおばちゃんの日常を気の向くままに綴ります。 

年末だからなにっ!

2018年12月30日 12時19分28秒 | できごと
毎年思う。

年末だからなにっ!と。

ばばは几帳面で昔人。
お正月といえばそれはそれは大きな大きなイベント。

会社の人も次々あいさつに訪れ、手料理を振る舞いてんてこまい。

子連れのお客様が来ると有無を言わさず私の部屋に子供をブチコミ母同士話の花が咲きまくり。

放置されるのはいいけど、私はひとりっこ。年下の子が苦手、赤ちゃん大嫌い。
よだれをたらしながら接近してきて何もかもがベタベタになり、けたたましく泣いても大人たちは「かわいい❗」を連発。

なぜに他人の子をあやしたり抱いたりせねばならぬのか。母親なら我が子を泣き止ませろ!
心の中で叫ぶ。

お年玉はたくさんもらうけど、来客した子にあげるからと回収される。
親からもらった分は将来のあなたのため、と郵貯に入れられて、買ったものは欲しくもない自転車。なんせ自転車がないと中学通えないんだわ。いなかだから。

次に買ったものも自転車。
高校に通うとき駅まで自転車なんだけど、前のが壊れたから。

買ったものは、と書いたけど主語は「母親が」。

小学校4年生以降は年末はピカピカになるまで大掃除。お正月は料理の手伝いと接客と片付け。

そのあとは孫みせるためお互いの実家訪問。

そして介護とかいろいろ。

お正月=地獄

着物着せられて挨拶強要されて(みつゆびついて、とか)。
ま、日本の伝統なんだろうけど。

一度でいいから寝正月とか旅行先で過ごしてみたいっ!

今年はばばはいない。なのにあくせく働き、自分しか食べないのにおせちの用意が気になる。

バタバタと年賀状印刷してる姿を見て息子が言う。

「還暦を目前に控え体力に自信がなくなりました。本年を持ちまして年賀状は終了とさせていただきます。」って書いたらええやん。どうせパソコンとかスマホなんだからあとは印刷するだけなんだし。

「でもね、私の歳になると繋がりが切れてしまうのが怖くて…。」と私。

「今はあけおめメールすら時代遅れ、ラインの時代やで。高齢者だってバリバリ使いこなしてて電子お薬手帳の人がいたって言ってたやん。女子会メンバー、ライングループにしたんだし。還暦なんやし来年からそうしたら?」と。

終活?

そういえばエンディングノートの特集をやっていたけど、学歴とか職歴とか経歴とか実績とかを書き残しましょうと言われて芸能人が体験していた。
黒歴史がない人なんていないし、親の経歴とか自慢話はもうたくさん。
できのいい親に育てられるとプレッシャーと恐怖しかない。

グループホームに入った今でさえばばのいいなりの生活習慣。
息子に指摘されなければ気がつかない。
職場の慣習も同じだと思う。
みんなが従っちゃうから間違えてるのに語り継がれる。
語り継がれるどころかねじまがって解釈されて新入りはいじめられる。

後輩をかわいがるとはかわいがりではないのに、部活の延長でしかない。
だから就活は部活を重要視するのかも。

年の瀬、せっかくの休みなのに墓掃除のプレッシャーを感じながら落ち着かない。

寒いなあ。
寒いけどいかなきゃ。
周りのお墓がみんなキレイになってるのに父はキレイ好きだったからなあ。

「ゆうこ、おまえのためにたてた家だ。みんなで住んでくれたらそれで充分うれしいよ。おまえのために残した金は自由に使え。仏壇も墓も気にせんでいいから楽しく暮らしなさい。仕事?やりたいなら続ける。辛い思いしてまで続ける必要はないぞ。そこが居場所としてふさわしいならそのままで、違和感感じたら仕事なんていくつもある。おまえが幸せになって欲しい。見守ることしかできないけどずっと守ってやりたい。」

夢の中で父がそう言った。

泣いてもいいですか?

自分が頑張るしかなかったから走り続けてきたけど、

疲れちゃった。

でも、疲れてなんていられない。
それが主婦であり母親ってもんだから。

「だからさあ、それって古いって。もっとテキトーにならないと死ぬで。」と息子。

今日が最後だと思って生きなさい。か。
そんな本あったなあ。

たしかばばが死にたいともらしたときにプレゼントしたような…。

え?母が残した人工知能?(←テレビを見ながら書いてる)
「母、帰る」NHK
1/5夜9時から?
見なきゃ、テレビ。

さて、現実に帰るとするか。
だってやらないと終わらないでしょ?
3段積みのトレーもてんこもりの一包化も数えきれないくらいの透析定期も、

やらないと終わらない。

だったらやらなきゃ。

わかっちゃいるけど身体がダル重~。
いつからこんなに生きにくい世の中になっちゃったんだろうね。

わからないけどやらないと余計気になる因果な性格。

癒されてこよう。



ぬいぐるみが宝物の永遠の12歳、そんなゆうこです。
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