すこぶる合理的な犠牲 2019-11-22 00:27:16 | 日記 底冷えするなか一服しに屋外へ出る途中 かまきりの亡き骸を見かけた。 腹が無くなってた。 多分、オスだろうな。 鳥に食われたのでなければ。 すでにエサが多いとは言えない季節。 産卵に必要なエサが確保できる保証は無い。 オスは交尾の時に覚悟していたかも知れない。 子どもたちのために自らが犠牲になることを。 物質は消滅しないという。 たとえ死んで形は失われたとしても、 分子に還り目には見えなくなっても、存在する。 具体的には、匂い。とか。 その香りは、生前肉体から分離した微細な分身。