妻です。
お立ち寄りくださり、ありがとうございます。
少し前、80歳直前の母が倒れました。
母の話では、急に吐き気がしてトイレに向かったところ、トイレのドアの前で気を失ったとのこと。
気づいた父が駆け付けたとき、母は吐瀉物にまみれて、床に倒れていたとか。
倒れたときに腰を強く打ったようで、様子を聞くために電話すると、受話器越しに「・・痛くって・・」と弱々しい声で答えました。
その後気になり、何度か電話をかけました。徐々に元気になってはいるようでしたが、年齢が年齢なだけに気が気ではありませんでした。
先日、やっと顔を見に行けたのですが・・。
驚きました。母のパワーに、です。
わたしが家に入るとすぐに、お茶とお菓子を準備して、テーブルに着くなり自分の近況報告をし始めた母。
「前は6時に起きてたけど、今は5時半。庭仕事して、洗濯して、そのあとラジオ体操してるんだ。あと、エアロバイクも。筋肉がついて2キロ体重が増えたの」
「・・・すごいね・・」
お茶をひと口飲んだわたしは、想像以上に元気だった母にほっとした、というか・・驚愕しました。
さらに「頑張る」「努力する」でなく「心から楽しんでやっている」母を、すごい人だ! と尊敬。
これはわたしの理想の老後の姿だと思ったのでした。