先日、
「欧州生活12年、FMラジオパーソナリティーも務める音楽家が語るグローバル人材とは」という依頼で私の経験を通しての"音楽家が語るグローバル人材"についてお話しました。
受講される方がこれから"国際人"を目指す人たち、また、大使館に取材に行こう、というプロジェクトの一環もあるようで、それを踏まえての講座でした。
前半は最初のイギリス留学からデンマーク、チェコ、と山村年表を紐解きながら、
「自分で決めて自分で動く事」を、
後半は
ベルギーで一緒に演奏した、同門だったベラルーシ人が突然消えたお話からは
今年日本で開催された東京オリンピックで"日本を介して"亡命した選手のお話。
また、"国際コンクールで優勝することでの本当のご褒美とは"
を皆さんにも出来る、考え方を。
前半で話した北欧の「ベーシックインカム」のお話は昨年のコロナ禍で日本でも
議論になりました。
そういった出来事を日本に居ても自分の経験とトレースする事が出来るようになる。
だってこの2つを取っても、もう「遠い国」だけで起こっている問題ではないでしょう?
色々な国に住むことで、その国の人達だけでなく、その国にいて触れ合った国の人達の
事、彼らの国や政策などが"遠くの自分とは関係のない国"とは思わず、ひと時でも身近に過ごした
"彼らの国"で起こっている事を"自分の中を通って来た人達の事"として見られる様になる事。
つまり
「諸外国で起こっている事を他人事と考えず自分事と考えられる人」
それが私の思う「グローバル人材」です。
講座後に頂いた感想から。
どの人の感想もとても嬉しいです。ありがとうございます。
またどこかでお会いしたいですね。その時は「私、あの時の講座の…」て声をかけてください。
~ご感想から~
☆本日はありがとうございました。フルートの澄んだ音色が好きで、バッハの管弦楽組曲第2番などを良く聴いていますが、ピッコロも聴きたくなりました。さらっとお話されていますがヨーロッパでの修行→成功の裏にはご苦労もおありだったと思います。今後の益々のご活躍を祈念いたします。
☆ヨーロッパでの情勢を実際に体験されたお話がとても刺激的でした。グローバル人材を目指すその先にあるものに関してのお話も中々授業では聞けないものだったのでとても興味深かったです。
☆「豊富な海外経験」とはまさに山村さんのための表現ですね!音楽家として、発信者として注目し注目していきたいです。
☆フォルケホイスコーレという学校には興味があり、そのお話を聞けたのがとても良かったです(^▽^) 実際にご活躍されている方のお話を聞けるのは大変勉強になりますね。
☆今日はありがとうございました!途中祖父母から電話があり、切れてしまったのですが、今までのお話しのなかでもとても興味深いものでした✨私はもともとリトアニアに行く予定だったのですが、キャンセルになり、次の留学先はデンマークになったと発表されたばかり(まだ実際に渡航できるかはわからないのですが💦)だったので国際情勢を体感するといったような生の体験談を聞けて刺激的でした。最後の質疑応答は聞けていないのでもし録画されているものを観れるようでしたらぜひ観ておきたいです。よろしくお願い致します。
☆質疑応答での内容は国際芸術家センターのfacebookページを
ご参照ください。
https://www.facebook.com/iactokyo/
事務局の方々は私の本を読んでくださっている事もあって(ありがとうございます)、こちらのお話が印象的だったご様子ですね。
オマケにピッコロとフルートの違いを簡単に説明し、フルート/ピッコロ&アコーディオンの
ピアソラ リベルタンゴを聴いていただきました♪
(私の講座って音楽聴けて楽しいよねえ 笑)
最後に講座中にくださったコメント
「人生の大半を海外で過ごしました。山村先生のお話を聞いて、元気が出ました」
それは良かった! シンプルな感想だけどシンクロナイズしました。
難しい事は良いの。
はからずも沢山の国に住むことになった私の話しを聞いて元気になってくれる事、
それが一番嬉しいです。
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