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コンクールの予選、本選、オンラインレッスンの対策、あとは国内外の入試に向けての
レッスンが目まぐるしく入って来る時期です。
そんな中でも嬉しい報告も入ってきて、ちょっとホッとする瞬間も☺️
気を抜かず一緒に頑張ります。
すごい過日。
11月9日までweb視聴が可能だった、エマニュエル・パユ氏のマスタークラス。
バッハのパルティータと
ドゥメルスマンの
の二曲。
パユ氏のレッスンも金井康子さんの通訳も堪能しました。
パユ氏の両奏者の演奏を聴いた感想が、自身と全く同じで、
その後のレッスン、アドバイスにも納得の内容でした。
特に、
「楽譜に書いてある事をそのまま全部やりたくなるのはわかるけど、
その(強弱や速度、楽語など)書いてある事は、どんな意味で書いてあるか、
作曲家やその音楽にふさわしい音色や強弱を推しはかりながら演奏しないと
色彩感に欠けた演奏になってしまいますよ」といったものが印象的でした。
フォルテは大きいだけの意味ですか?
あなたの大きいは一種類だけですか?
自分が思う音、表現したい音色はどんなもの?
私もレッスンでも良く言います。
もちろん両奏者の演奏は達者な演奏という事は大前提で。
しかもweb視聴って、世界中で配信されてますからね。
甘えがなく、素晴らしいです。
コンクールの審査をしていても思うのですが、皆さん素晴らしい技術をお持ちです。
でもあなたはその音楽にどんな印象を持っているの?
それが前に出て来る演奏を目指せたら良いですね。
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ラジオカフェの帰りによく寄らせていただく錦天満宮。
あんなに都会の真ん中なのに清くて好きな場所です。
いつも生徒たちの健闘を祈ります。