ゆかるひ

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小布施で第35回「沖縄を感じる会」

2017-03-04 20:57:29 | 日記
グスウヨウチュウウガナビラ ハイタイ道子ヤイビーン。

今朝、長野の家の庭に福寿草の花が咲きました。

アイヌの昔話に「クナウとヒバリ」というお話があります。

アイヌの国の上になかぞらの国がありました。
その国の王女は美しい方で、大空の国の王に結婚を申し込まれます。
王女は結婚衣装をつくるため白樺の皮を集めに度々アイヌの国に降りていきました。
降りて行くたびにアイヌの自然の美しさに王女は心を奪われました
結婚衣装は黄金色に仕上がり、王女は、その衣装を着て
アイヌの国に降りていき帰ってきませんでした。
大空の国の王は怒り、ヒバリに探しに行かせましたが
ヒバリも帰ってきませんでした。
次にケモノのテンを放ち、テンはアイヌの国中を探して
とうとうクナウを見つけ、クナウを福寿草に変えてしまいました。
まだ寒さの残る春のはじめに最初に咲く福寿草は
クナウが大好きなアイヌの大地を早く見たいからなのです。
そしてヒバリもアイヌの国の美しさに浮かれ遊び暮したために
大空の国の王のとがめにより大空の国に帰れなくなってしまいました。
ヒバリがそらのうえでピーチクパーチクと鳴きながら上がり下がり飛ぶのは
ヒバリが大空に帰ろうとしても帰れず、「帰りたい、帰りたい、」といって
泣いているのです。

私の大好きなお話で小学生へのお話のボランティアでよく語ったお話です。
本当に福寿草は、どんな花よりも早く黄金色の花を開きました。

そして、今日は栗菓子と街並み景観で観光客にも人気の小布施に伺い
沖縄のお話をさせていただきました。


古い住宅をセンス良くリニューアルし、街の人々が様々なイベントに使える
「トポス」というステキな場です。





言いたいことが言える場所、やりたいことが出来る場所が
ここにもありました。こんな場所がたくさんたくさん増えますように!

トポスに集まって下さった皆様、イッペエニフェーデービタン!

道子ヤイビータン