第51回 「博多どんたく港まつり」(5月3日と4日)
テーマ: 祭りでつなごう元気と絆
「博多どんたく」は日本の古い民俗行事「博多松ばやし」(国選択無形民俗文化財)を起源としています。「どんたく」の名称は、明治時代に一時禁止されていた「松ばやし」を復活させる際に呼ばれ始めたもので、オランダ語のZontag(休日)がその語源といわれています。
戦後の昭和21年5月、「松ばやし」と「どんたく」が8年ぶりに復活しました。肩衣を紙で作り、馬はハリボテを首から胸に下げ、三味線、太鼓など戦災を免れたところから借り集めて、「博多どんたく」のおはやしを瓦礫の街に響かせながら練り歩いたことが、復興へ大きな勇気を与えたといわれています。
そして昭和37年、「どんたく」は市民総参加の『福岡市民の祭り「博多どんたく港祭り」』となり、今回で51回を数えます。現在では観客数も2日間で200万人を数える全国でも有数の祭りに発展しました。 ・・・以上、パンフレットより
毎年この時期は雨が多いため雨の「どんたく」になるのですが、今日は何とか夕方までOKでした。でも、夕方少し降り始めたので観客は減り始めましたが、それでもパレード参加者達は冷たい雨の中でがんばりました。
2日間の参加は1,000団体近くあり、市内の35か所くらいに設置された舞台や交通閉鎖された明治通りで踊ったり跳ねたり演奏したりして元気にパレードします。沿道には観客がびっしり埋まっていて後から行くと人の頭と頭の隙間から辛うじて見えるという具合。
今年、印象に残ったのは東北地方から感謝のメッセージを伝えるために参加してくれた団体が多かったこと。昨年の震災は大変だったけど、今年は日本列島の北と南の交流(絆)が強くなったことが確認できてうれしいと思います。
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