雲仙
雲仙に行きました
雲仙岳は、長崎県の中央部にある火山です。普賢岳、国見岳、妙見岳の三峰、野岳、九千部岳、矢岳、高岩山、絹笠山の五岳からなる「三峰五岳の雲仙岳」と呼ばれます。
1792年に雲仙眉山で発生した山体崩壊と50メートルの津波災害で、死者、行方不明者1万5000人が出る有史以来日本最大の火山災害がおきました。 そして、1990年に橘湾群発地震が発生して翌1991年の火砕流発生。このような火山活動が1995年まで続き、死者行方不明者43名と9名の負傷者を出しました。この火山活動で形成された溶岩ドームは平成新山と名づけられ標高1482.7mの山ができました。ちなみに普賢岳は1359mです。
火砕流が流れ落ちた場所はきれいに復旧し、季節がら緑がきれいで仁田峠から見るととても美しく、またつつじもきれいでした。ロープウエイで展望台まで上ったのに、晴天なのに霞んでいて遠くがぼんやりしていたのが残念です。
↓火砕流の映像
http://www.youtube.com/watch?v=r0gFFJUsIrE
帰りは少し節約して武雄北方ICまで、今、問題になっている諫早湾干拓堤防道路を通りました。(立派な道路ができていて結構利用する車が多い) 有明海と調整池の水の色は当然ながらはっきり違っていました。長崎県と熊本県の(農業⇔漁業)の対立はどう落ち着くのかとちょっと気になりながら通過しました。開閉が問題になっている排水門は北と南に2か所あります。
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