とりあえず心療内科を受診する事にした。
クリニックは小奇麗で、狭めの待合室には「風になびく女性」のブロンズ像が展示してあり、受付の女性は優しく親切。
待ち時間は長めで、診察室から患者がなかなか出て来ない。待合室では項垂れて自分の名前を呼ばれるのをじっと座って待っている。
診察室に入った途端、蚕が口から糸を吐きだす様に喋りだす。心が弱っているのか溜まった物を思いっきり吐き出す。
自分の思いを話す程、病んでいる事を自覚し、自己暗示にかかってしまうような気がする。精神科医は薬を処方するだけで他に治療法が余り無いように思う。
気お付けないと心療内科に嵌ってしまう、精神科医はボロ儲けだ。
うちの子の診断結果は高機能広汎性発達障害と診断された。
最初、広汎性発達障害が何か分からないので調べてみた。
広汎性発達障害の診断基準は、数種類の症状の内、それに何項目当て嵌まるかで診断しかなり曖昧である。
誰でもがそれに当て嵌まるように思う、結局精神科医の言い成りである。
この先生は広汎性発達障害を主張してそれを広め、知る人ぞ知る地域では有名になった先生だ。有名になれば儲かります。
またこの先生は児童相談所の指定医でもあり児童相談所と繋がっていたのだ。
その先生に、2種類の薬を処方して貰い飲むようになったが、なんの効果も無かった。
それは子供が病んでいるのでは無く、学校の先生や周りの接する人間が、甘やかしだれが見ても分かるような特別扱いをし、本人は特別と思い込みおかしな行動をするようになったと思う。
家では問題無く暮しているのに。
でもこの精神科医はまだマシだった。
次男はそして訳もあり、自立支援施設に入る事になった。
自立支援施設には大きな精神病院から若い女医が往診に来る様になっていたので、前のクリニックには行く必要が無くなった。
若い女医さんが、これがまた「わや」だった。
施設の職員に薬の説明をして貰ったが、驚いた。
4種類以上の脳に作用する薬を処方して勝手に飲まされていた。
おまけに施設の職員が、「子供が寝小便をするので困る」と言って女医に寝小便防止のそれも脳に作用する薬を処方し飲ましていた。施設の職員も横着をし寝小便の始末をするのが嫌なので薬で対処しようとしていた。
結局寝小便も止まらず、いくら薬を飲んでもなんの効果も無かった。身体の調子が悪くなっただけだ。
施設の職員も職員なら医者も大やぶ医者だ。
子供は薬を飲み過ぎで身体が調子悪くなった、薬を減らして貰い良くなったが、元々薬を飲む必要が無かったのだ。
前の精神科医も若い女医も同じ系列の先生だ。
もうえらい目に合います。
つづく…