現在、公立保育所では3歳以上児は主食持参(ご飯やパン)となっています。夏場は御飯が傷まないか心配であり、冬は冷えてしまいおいしく食べることができません。近隣市では完全給食を実施されていて、千葉市が遅れた状況となっており、保育所給食の充実が求めらていました。
今年の第2回定例会(6月議会)でも、あぐい初美市議(稲毛区)が公立保育所の3歳以上児についても主食を提供するよう求めていましたが、その時は「現在の給食室の広さや設備、人員は、主食の持参が前提となっており、設備の整備等が必要なことを考慮すると、直ちに3歳以上児への主食提供に対応することは困難」としつつも、「3歳以上児への主食提供を求める声が保護者からも寄せられていることから、公立保育所での主食提供について研究する」と答えていました。私も2016年の第1回定例会の一般質問で、「子どもたちに温かいご飯を提供できる、そうした設備の改修や人員の配置などを調査、検討していただきたい」と求めていました。
他会派の議員の代表質問で、保育の質の向上のうち保護者の負担軽減の取り組みを質問したことへの市長の答弁で、「保護者負担の軽減のため、令和6年度から段階的に、公立保育所での3歳以上児への主食提供を実施することを検討している」と答えました。
私が質問した当時は我が子も公立保育所で3歳以上児でしたので複雑な気持ちもある一方で、公立保育所の完全給食を求めてきた1人として、保護者負担が軽減されることについては嬉しいです。
写真は千葉市のホームページに掲載されている保育所(園)のいちにち。