

参院選がスタートしました。千葉駅前で、さいとう和子千葉選挙区候補と渡辺喜代子(きよこ)比例候補が第一声を行ない、聴衆が約300人集まりました。司会は中村きみえ市議(花見川区)で、青年後援会の吉田隆寛さん、女性後援会の野本理恵子さんが推薦の言葉を話されました。
平和と暮らしがかかった大事な選挙です。岸田首相は、防衛費・軍事費2倍化の財源は示さないどころか、「政府として数字ありきとは言っていない」と開き直っています。自民党はGDP比2%を「公約」としていることからも、現在の軍事費から5兆円以上もの増額について、財源を示さないまま選挙をやり過ごそうとしています。選挙後、「委任された」として大軍拡に向かうことは絶対にさせてはなりません。
日本共産党は物価高騰から国民の暮らしをまもる対案を示しています。物価高騰にもっとも効果的なのは消費税減税です。アベノミクスの「異次元の金融緩和」は見直そうとせず、金融対策で選挙を乗り切るつもりでしょうか。物価が上がっているのに年金は下がる、現役世代の賃金が下がれば年金も下がるというシステムを変えなければなりません。
大企業がため込んだ内部留保課税などを通じて、正規労働者や非正規労働者の賃金が上がる国にすることが、日本経済を健全に成長させることができます。財界の顔をうかがいながら賃上げを決めるのではなく、国民や働く労働者のみなさんの実態を見て、声を聞いて政治が決断する時です。
選挙戦は18日間です。「比例は日本共産党」、選挙区は「さいとう和子」へと大事な1票を投じて下さい。そしてさらにお広げ下さい。よろしくお願い致します。
第一声の準備などは朝8時半に党中部地区委員会を出発し、終了後は撤収作業を行ないました。