佐々木ゆうきの日記〜平和とともに歩んで〜

都市計画審議会に出席


 今日は午後1時半から開催された都市計画審議会に委員として出席しました。
 今回の議案は、千葉市都市計画墓園の変更についてです。内容は、千葉市で唯一の都市計画に位置付けられた平和公園の未整備区域で17.1ヘクタールのB地区について廃止して、都市計画区域を縮小するものです。廃止の理由は、1墓所の最低面積4㎡を定めた「墓地計画標準」が廃止されたことや、合葬墓と樹木葬への需要が高まっていること。変更後の区域で必要となる施設が機能が配置できる見通しとなったためです。
 B地区については、絶滅危惧種から解除されましたがオオタカの生息が確認されていることや緑地保全に向けて地元も取り組んでいることなどを含め、地元からの意見などで市が取得していないこととなっています。区域の縮小について賛成をしました。

 続いて、報告事項として「立地適正化計画骨子案」についての説明がされました。立地適正化計画は、居住機能や都市機能(医療・福祉・商業)の立地の適正化を図ることを目的に、どこに、なにを、どのように集約していくかを計画に定めます。千葉市では集約型都市構造を目指し、いくつかの「拠点」(JR・モノレール駅や中層の住宅団地・戸建て住宅)を定めて、そこに都市機能を「集約」し、居住機能を「誘導」(千葉市は「促進」)するものです。
 他の委員からは、「積極的に進めるべき」「時間がかかるとそれだけコストがかかる」などの意見や、「切り捨てられるのではないかと捉えられてしまうと思う。総論は賛成だけれでも個別のことになると反対される方もいる」「交通政策が入っていない」「将来人口や税収のことも考えて取り組むべき」などの意見や、「慎重に取り組むことが必要」などの意見が出されました。

 私からは、パブリックコメントの位置付けについて質問しました。市は、「6月23日に市全体としての説明を行う」「計画については各区の説明会、区・地域連協への説明、出前講座で」と、説明会の方向性について答えました。意見としては、「20年後を見据えたまちづくりとは言っても、公共施設や人口などが「拠点」に集約され、地域に人が住まなくなればバス事業者などは撤退するなどマイナス面(切り捨てられる)が多いのではないか」と指摘しました。
 いずれにしても、今日の審議会だけでも様々な意見が出されたので、市民への丁寧な説明が求められているということです。

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