佐々木ゆうきの日記〜平和とともに歩んで〜

マイナ保険証への一本化でなく健康保険証を残すべき!かばさわ洋平市議が議案質疑






 今日午後1時から本会議があり、日本共産党千葉市議団を代表して、かばさわ洋平市議(緑区)が議案質疑を行いました。
 今議会の議案には、今年12月2日以降の健康保険証廃止に係わる国民健康保険条例の一部改正や後期高齢者医療制度も同様に進めるための協議についての議案が市長から提案されています。千葉市の国民健康保険の更新資料には、マイナ保険証への切り替えをPRして、最後に資格確認書でも医療機関に引き続き受診できることを小さく記載してあることは、明らかにマイナ保険証、任意であるマイナンバーカードを半ば強制するようなやり方であると厳しく指摘せざるを得ないものです。

 全国の開業医などで組織される全国保険医団体連合会のアンケート調査結果でも、マイナ保険証における資格認証エラーなどトラブルがあった医療機関は6割にものぼり、145万筆の署名により、現行の健康保険証の存続を求めています。かばさわ市議は「このままでは12月以降、医療機関は混雑やトラブルなどにより、市民の医療への影響が懸念されるため、国に健康保険証の存続を求めることが必要ではないか」とただしました。
 市は「マイナンバーカードと保険証の一体化は、市民のみなさまや医療機関などのご理解をいただきながら進めるべきと考える。医療の質の向上などのメリットがあることや、マイナ保険証をお持ちでない方も資格確認書により受診の機会が確保されることなど、新たな制度の内容をご理解いただけるよう周知に努める」と答えました。

 また、かばさわ市議は「9月に全国18の地方紙によるマイナ保険証に関する合同アンケートによると、現行の保険証を残してほしいという意見が8割を占めるなど、健康保険証を残してほしいという市民世論を、市は真剣に受け止めるべきではないか。マイナ保険証を作らなくても資格確認書が自動発行され、医療機関を受診できるという情報が届かずに、慌ててマイナ保険証をつくる市民が出ているため、市政だよりやLINE公式などにおいて適切な情報発信を速やかに行うべきではないか」と求めました。
 市は「現行の保険証を残してほしいというご意見があることは承知している。今後も引き続き、様々な広報媒体により、周知に努めていく」とし、健康保険証の存続を国へ求めようとする姿勢が見られませんでした。

かばさわ洋平市議のYouTubeチャンネル



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