佐々木ゆうきの日記〜平和とともに歩んで〜

千葉市の立地適正化計画策定へ・都市計画審議会


 昨日、都市計画審議会が開催され、委員として出席しました。議案は千葉敬愛学園稲毛キャンパス地区の地区計画決定と、立地適正化計画計画についてです。敬愛学園に関わる内容は、佐倉市に立地する短期大学の移転など、稲毛キャンパスの再整備計画があり、土地の利活用や建築制限などについて決めるというものです。

 立地適正化計画については都市計画審議会の同意を得るというものでそれぞれの委員から再度意見が出されました。私の方からは、立地適正化計画の本質である人口減少を口実にした都心への集中と、公共施設の統廃合計画との連携、駅周辺への開発(千葉市は千葉都心・蘇我副都心・幕張新都心)などへの集中により、まちづくりの根本が問われること。そもそも国による都市再生特別措置法の改正により、立地適正化計画を策定できることとなった。国の方向性と千葉市の市政運営や集約型都市構造をめざすものであり、これまでも指摘してきたが市民とともに、まちづくりのあり方を考えるべきである。

【他の委員の意見】
・5年ごとの見直しで具体的な目標を明確にしてほしい。
・コンパクトシティは丁寧にやっていただいた。集約はソフトランディングしていくものだ。行政の集約についてはその過程が難しいと思う。公共交通ネットワークをもっと強調されるように。千葉市の特徴は何かわからない、特徴がない。
・必要な見直しが行われてきた。近隣自治体との連携の推進を。
・市街化調整区域をどうしていくのか、視野に入れてほしい。
・計画はよくできている。実効性を持つ計画になるのか。新規事業と実施中の事業の差別化を。交通や団地の活性化などは地域としては死活問題。
・自動車文化圏と電車利用圏では交通に関する考え方が違う。コンパクトシティを説明する時にどう繋げれば良いのか。一般の方にはわかりづらい。デメリットはないのか。→(市)今後どうなるのか見通しはまだない。地域や施設をなくすことをめざしているものではない。
・誰も見捨てない計画となるのか。交通政策の弱さがある。

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