今日ツイッタ一のパスワ一ドを忘れました――ギタ一の岡崎琢です。
9月ツイタちにツイッタ一を書くというナイスなネタを執行できないのがとても悔やまれます。
ちなみに今日上海に戻ってきたのですが、空港に向かう途中であった少し不思議で愉快な事件を話します。
横須賀線エアポ一ト成田行き。
その車両の左の方の席座り、いつも通り乗り換えなしで3時間弱かけて成田国際空港に向かっていたが、東京駅辺りからどんどん乗客がいなくなっていき、千葉の奥地に来る頃には俺のいる車両には俺一人になっていた。
本当に俺一人か?と思って席を立って辺りを見回すと右側のボックス座席の奥に同年代らしき女の子がぽつんと座っていた。
なんだ俺一人じゃね一じゃん、と自分でもよくわからない安堵感を抱いた俺はまた席に腰を下ろした。
なんだかんだ2時間以上電車に揺られていた俺にもさすがに眠気がおそってきてウトウトし始めていた時――コトは起こった。
ガタンと大きな音とともに電車が急停車。
俺は慣性の法則によって誰もいないガラガラの座席に倒れ込んだ。
事態を飲み込めない俺は焦りに焦った。
まず頭に浮かんだのは地震。今の日本で最も危惧される状況なのだからこの思考回路に陥る人間は少なくないだろう。
しかし外を見ても何の変化もない。
携帯でニュ一スを洗ってみたがそんなトピックスはあがっていない。
地震なら必ず速報が入っているはずだ。
ということは地震ではない。
次に思い立ったのは人身事故。
しかしアナウンスはまったくなし。アナウンスできないほどの事態なのだろうか。
くそっ、なんでこういう時に限ってこの車両に他の乗客がいないんだ……いや。
俺の他にも乗客がいるじゃないか!
そう思い立った俺は再び座席を立つ。
視線はもちろんボックス席の奥。だが――。
例の女の子がいない。
なぜだ……ドアは開いていない、他の車両に行ったのか?
なるほど、別車両なら人がいるはずだ!
そう思い今向いている方と逆の車両連結部分、要は近い方の車両に向かおうと振り向いて走り出した瞬間――。
「こっち」
その声とともに後ろから腕を引っ張られた。
声の方に目をやるとそこにはさっきの女の子が。
さっき見た時にはこの車両にはいなかったはず……見落としたのか?
またも混乱に陥る俺は彼女に対して絶句してしまっていた。
「来て」
そう一声呟いた彼女は女の子とは思えないチカラで俺の右手を引っ張っていく。
「なになに?こっちの車両じゃだめなの?」
走りながらやっとこさ言葉を発せられた俺は彼女に尋ねる。
「ダメ」
基本的に3文字以下しか喋れんのかコイツは。
「なんでだよ?」
「ダメなものはダメ」
お、最長記録8文字に更新。
そして右側の連結部分のドアを開く。これで他にも人が――。
い……いない。ってか、なにこれ?!
人がいないどころか窓もドアも席もない真っ暗な空間が広がっていた。
「なにこれ?!どゆこと?!」
その暗闇の前で立ち往生している俺は彼女に尋ねた。
今までの言動から察するに何か知っているはずだ。
横にいた彼女は暗闇に視線を向けたまま答えた。
「時空が歪んでんの。普通の人間なら干渉を受けないはずなんだけど、あんたは干渉できてる。つまりあんたはこの世界に必要な存在かもしれないってこと。どうする?運が良ければこっちの世界に来なくても元の時空に戻れるかもしれないけど保障はできない。まぁ来たら来たで戻れる保障もないけど。ただ運否天賦に身を任せるより戻れる可能性は高いと思うよ」
「……。(゜Д゜)ハァ?」
無意識的に発してしまった。
それを聞いた彼女は怒りをあらわにした表情でこっちを向き。
「信じられないだろうね。じゃあ来なきゃいいんじゃない?」
そして俺は気づいた。
これあれだろ。
夢だろ夢。
なんて中二な夢を見るんだ俺は。
くだらねぇ。さっさと起きろよ俺。
いや……待てよ……。
どうせならこの状況楽しんでみる……か!?
アリかナシかなら……アリだろ!!
そう決心した俺は言い放った。
「いいや、行こう。これが世界の選択ならば……!!!!」
中二病炸裂。
そして彼女とともに暗闇へと旅立っていった。
……。
本当に夢だった。
目を覚ましたら、横須賀線の中でヨダレを垂らして寝ていた。
乗客も結構いる。
つうか、ボストンバッグやキャリ一バッグを持つ客がほとんど。
冷静に考えて成田空港行きの電車がガラガラなわけがない。
頭が回るようになってくると変な虚無感が湧いてきた。
溜息をひとつ吐いてアイポッドを取り出そうと立って網棚にあるバッグに手をかける。
そういえばあの女の子がいた席あっちだったな、と軽い気持ちで目をやると――。
いた。
あのコだ。
服装も同じ。
ただひとつ違っていたのは……。
彼女も眠っていたということだけ。
彼女の前には大きなキャリ一バッグ。空港行くんだな。
俺はまた席に座る。
そして考えていた。
空港に着いたら彼女に話しかけようかどうかを。
ただ、既に決めていたことはひとつある。
もし話しかけるとしたらまず何を聞くかだ。
それは――。
寝ている時どんな夢を見ていたのか、ということを……。
チャンチャン♪
以上です。
夢オチですw
夢人だけに――――――――!!!!www
これ↑が言いたいだけのための壮絶な前フリでしたw
まぁこれはフィクションですよ。
つまりウソ!
そんな夢見たのもウソ!
女の子がいたのもウソ!
真実があるとすれば、横須賀線で寝てたことくらいw
まぁ何か思うことがあれば間奏……いや感想お願いしますwww
ばいばい。ノシ
9月ツイタちにツイッタ一を書くというナイスなネタを執行できないのがとても悔やまれます。
ちなみに今日上海に戻ってきたのですが、空港に向かう途中であった少し不思議で愉快な事件を話します。
横須賀線エアポ一ト成田行き。
その車両の左の方の席座り、いつも通り乗り換えなしで3時間弱かけて成田国際空港に向かっていたが、東京駅辺りからどんどん乗客がいなくなっていき、千葉の奥地に来る頃には俺のいる車両には俺一人になっていた。
本当に俺一人か?と思って席を立って辺りを見回すと右側のボックス座席の奥に同年代らしき女の子がぽつんと座っていた。
なんだ俺一人じゃね一じゃん、と自分でもよくわからない安堵感を抱いた俺はまた席に腰を下ろした。
なんだかんだ2時間以上電車に揺られていた俺にもさすがに眠気がおそってきてウトウトし始めていた時――コトは起こった。
ガタンと大きな音とともに電車が急停車。
俺は慣性の法則によって誰もいないガラガラの座席に倒れ込んだ。
事態を飲み込めない俺は焦りに焦った。
まず頭に浮かんだのは地震。今の日本で最も危惧される状況なのだからこの思考回路に陥る人間は少なくないだろう。
しかし外を見ても何の変化もない。
携帯でニュ一スを洗ってみたがそんなトピックスはあがっていない。
地震なら必ず速報が入っているはずだ。
ということは地震ではない。
次に思い立ったのは人身事故。
しかしアナウンスはまったくなし。アナウンスできないほどの事態なのだろうか。
くそっ、なんでこういう時に限ってこの車両に他の乗客がいないんだ……いや。
俺の他にも乗客がいるじゃないか!
そう思い立った俺は再び座席を立つ。
視線はもちろんボックス席の奥。だが――。
例の女の子がいない。
なぜだ……ドアは開いていない、他の車両に行ったのか?
なるほど、別車両なら人がいるはずだ!
そう思い今向いている方と逆の車両連結部分、要は近い方の車両に向かおうと振り向いて走り出した瞬間――。
「こっち」
その声とともに後ろから腕を引っ張られた。
声の方に目をやるとそこにはさっきの女の子が。
さっき見た時にはこの車両にはいなかったはず……見落としたのか?
またも混乱に陥る俺は彼女に対して絶句してしまっていた。
「来て」
そう一声呟いた彼女は女の子とは思えないチカラで俺の右手を引っ張っていく。
「なになに?こっちの車両じゃだめなの?」
走りながらやっとこさ言葉を発せられた俺は彼女に尋ねる。
「ダメ」
基本的に3文字以下しか喋れんのかコイツは。
「なんでだよ?」
「ダメなものはダメ」
お、最長記録8文字に更新。
そして右側の連結部分のドアを開く。これで他にも人が――。
い……いない。ってか、なにこれ?!
人がいないどころか窓もドアも席もない真っ暗な空間が広がっていた。
「なにこれ?!どゆこと?!」
その暗闇の前で立ち往生している俺は彼女に尋ねた。
今までの言動から察するに何か知っているはずだ。
横にいた彼女は暗闇に視線を向けたまま答えた。
「時空が歪んでんの。普通の人間なら干渉を受けないはずなんだけど、あんたは干渉できてる。つまりあんたはこの世界に必要な存在かもしれないってこと。どうする?運が良ければこっちの世界に来なくても元の時空に戻れるかもしれないけど保障はできない。まぁ来たら来たで戻れる保障もないけど。ただ運否天賦に身を任せるより戻れる可能性は高いと思うよ」
「……。(゜Д゜)ハァ?」
無意識的に発してしまった。
それを聞いた彼女は怒りをあらわにした表情でこっちを向き。
「信じられないだろうね。じゃあ来なきゃいいんじゃない?」
そして俺は気づいた。
これあれだろ。
夢だろ夢。
なんて中二な夢を見るんだ俺は。
くだらねぇ。さっさと起きろよ俺。
いや……待てよ……。
どうせならこの状況楽しんでみる……か!?
アリかナシかなら……アリだろ!!
そう決心した俺は言い放った。
「いいや、行こう。これが世界の選択ならば……!!!!」
中二病炸裂。
そして彼女とともに暗闇へと旅立っていった。
……。
本当に夢だった。
目を覚ましたら、横須賀線の中でヨダレを垂らして寝ていた。
乗客も結構いる。
つうか、ボストンバッグやキャリ一バッグを持つ客がほとんど。
冷静に考えて成田空港行きの電車がガラガラなわけがない。
頭が回るようになってくると変な虚無感が湧いてきた。
溜息をひとつ吐いてアイポッドを取り出そうと立って網棚にあるバッグに手をかける。
そういえばあの女の子がいた席あっちだったな、と軽い気持ちで目をやると――。
いた。
あのコだ。
服装も同じ。
ただひとつ違っていたのは……。
彼女も眠っていたということだけ。
彼女の前には大きなキャリ一バッグ。空港行くんだな。
俺はまた席に座る。
そして考えていた。
空港に着いたら彼女に話しかけようかどうかを。
ただ、既に決めていたことはひとつある。
もし話しかけるとしたらまず何を聞くかだ。
それは――。
寝ている時どんな夢を見ていたのか、ということを……。
チャンチャン♪
以上です。
夢オチですw
夢人だけに――――――――!!!!www
これ↑が言いたいだけのための壮絶な前フリでしたw
まぁこれはフィクションですよ。
つまりウソ!
そんな夢見たのもウソ!
女の子がいたのもウソ!
真実があるとすれば、横須賀線で寝てたことくらいw
まぁ何か思うことがあれば間奏……いや感想お願いしますwww
ばいばい。ノシ