宇治市宇治蓮華の平等院で20日朝、江戸時代の種から生育した「平等院蓮」が開花したと今朝の朝刊に載っていた。どんな蓮であろうかと興味がわいてきた。
4日も降り続いていた雨も2時にプールを出るときには上がっていたので行ってみることにした。
途中、天ケ瀬ダムのそばを通るので放流を見た。
ダムが満杯のようで、おとといくらいから放流していて、ごうごうと水煙をあげている。ここで落ちたらアッと言う間に流されて自力で上がらねばあの世行きは間違いなし。
放流の影響で塔の島は水没寸前であった。危険のため立ち入り禁止になっていた。
夜になると、この島のそばで夏の風物詩の鵜飼をやっているが水かさが増えすぎてしばらく休業しているようだ。
宇治には世界遺産になっている10円硬貨でお馴染みの平等院と宇治上神社もある。
源氏物語ミユージアムが宇治上神社の近くにあるが駐車が困難なようでここは断念した。
平等院のそばには大きな駐車場があるが700円と田舎にしては高い気がする。拝観料もこれまた700円もしていた。以前は確か500円と記憶している。
蓮のある所を聞いていったら花は残念無念この雨のせいで哀れな姿になっていた。
綺麗な花は来年の楽しみにしよう。
蓮の花は昨年より約2週間早い開花だそうだ。8月中旬ごろまで次々に開花する見込みという。
種は99年、鳳凰堂の周囲にある阿字池の発掘調査で出土したもので01年に初めて開花し、以降毎年、咲き続けているとのこと。
昨日であれば花の大きさは直径約25センチあり先端にピンクの色が残る、透き通るような白さの花びらをみれたのに・・・・。雨さえ降らねば4日くらい咲き、午前中が見頃という。
境内には18種類21鉢の蓮が展示されているが花がパッと咲いている鉢は残念ながら一つもない。拝観時間は午前8時半から午後5時半までだ。
7月19日は私にとって記念すべき日になった。
今まで携帯電話を欲しいと思ったことはなかったが持たずにあの世へ逝ってしまえば携帯電話を知らないなんて悔しいではないか。
昨夜突然そんなことを思ったので本日携帯電話を購入するためアルプラザにあるドコモショップへ出かけた。
誰にも相談していなく、どの機種が良いのやら比較すらしていないのでサッパリ分らない。
今までチラシで最新のものは3万円位しているという知識は持っていたのでとりあえず5万円をキャシュコーナーで下ろしてお店に入った。
店には頭が痛くなるくらい色々な機種があった。売れ筋No.1のやつが見た目がしゃれていたのでこれを買おうと思いそれを持って女店員の所に行った。
説明を聞くと初心者、年寄りには大変なようなのでメールの文字がデカイやつを購入することに決めた。
使い慣れてくればアレが良いだのコレガ良いだのとわかるのでその時に機種変更をすれば用が足りるではないか。
本日は○○なので何千円引きとか特典があり価格の半分以下の4,000円チョイの安い値段で購入することが出来た。
持ち帰りの携帯電話の説明書が余りにも分厚いのでなかなか読む気が起こらない。今の所電話のかけかたしか分らない。
携帯電話を持って飲みに行けば落ち着けないかも知れない。
持っていないのが私のウリであったのに少しばかり残念なような・・・。
まあこれからボチボチ覚えることにしよう。
この所ソフトバンクの王監督の胃癌の手術が話題になっているが私の友達も今年になってから次から次に癌になっている。
会社の同期の競馬仲間のN君は肺癌、中学校からの友人のT君は食道癌、高校の同級生H君は胃癌、元同僚のN君も胃癌と立て続けに病に犯され明日はわが身かと思ってしまう。
彼らに共通しているのは全員タバコを吸っていることだ。
幸いにもまだ誰も亡くなっていないが、これから考えるといかにタバコが悪いか明白のような気がする。私も14年ほど前には一日80本も吸うヘビースモーカーであった。家のローンよりタバコ代の方が高いという笑い話のような本当の話である。
私がやめる決断をしたのは職場の人間が立て続けに二人も癌で亡くなったからである。
しかも一人は私より年下だったので45歳くらいだったはずである。
身の回りでこんなことがなかったらまだ吸い続け仲間と同じようになっていたかもしれない。
私がヘビースモーカーであったので臭い臭いと家族から総スカンをくらいその影響で子供三人ともタバコは吸わない。
子供は親に感謝して当たり前と思うが果たして現在感謝しているであろうかはなはだ疑問である。
まあ死ぬときは一言言わしてもらおうじゃないか。
京都の初夏を彩る祇園祭りは毎年七月一日の吉符入りから三十一日までの一カ月間とり行われる。
その期間の中でも十三日~十六日に行なわれる宵山(よいやま)、「コンチキチン」の祇園囃子が奏でられる山鉾巡行(やまほこじゅんこう)がこの祭のハイライトで、地元はもちろん、全国各地からの何十万人という観光客で京都全体がにぎわう。
関西に住んで43年になるが祇園祭りの山鉾巡行は今まで生で見たことは無い。
テレビの中継では何度か見たことがあるがこのくそ暑いときに人込みの中に好んで行く気になれなくまた、普通は平日なので会社を休んでまでなかなか行くわけにはいかない。
今年は死ぬまでに一度は見ておかねばハジと思い雨の中、行って見る事にした。
雨なので車は京都に近い中書島の伏見港公園に置いて電車に乗り換えて行った。
四条河原町が鉾の辻回しのハイライトの場所である。交差点の植木の中に陣取っていたが警察官にやんわりととがめられシブシブ場所を移動した。しかし雨がやまないので、どこに移動しても前の方の傘が邪魔になり見えにくい。
時間は9時だがこの交差点には45分後になる予定なので濡れながら見るにはつらいものがある。
外人のお嬢さんは濡れることにまったく抵抗がないようで晴れ晴れとした顔には驚いた。
40分にコンチキチンの音がしてきた。最初に現れたのは豪華に飾り付けられた長刀鉾の登場だ。
豪華な装飾は雨よけのビニールの下にかすんで豪華さが半減である。辻回しが始まると鉾が向きを変えその度に観衆から拍手やどよめきが沸きあがった。
車輪の下に青竹を敷いて回すのであるがその様子は残念ながら前の観衆で見ることが出来なかった。
この動く美術館は32基もあり3キロの行程で、すべてが終わるのは4時間近くかかる。 最初の長刀鉾までは我慢をして見たがぎゅうぎゅう詰めなのでこれはたまらんと思い場所を三条側に移動することにした。移動してみて三条側は楽々で拍子抜けしてしまった。
しばらく鉾と山を見たが喉に乾きを覚え目の前にあるアサヒのビヤホールへ飛び込んだ。ジョッキの大1、250円を頼み窓越しに見物だ。大はなかなか飲みごたえがある。
ビヤホールで見たらこんな感じである。
飲み終えたら巡行の最終地点に歩いて行ってみた。新町通りは道幅が狭く鉾と電話線が接触して見ていてヒヤヒヤした。
行列にいる稚児は5時間も拘束されて今にも泣きそうな顔をしている。ご苦労さんの声をかけてやりたい。よくよく見れば外人さんも参加していた。
その後、腹が空いたので三男が結婚する前に相手のご両親と一緒に食
事した錦市場のそばにある「ト一」という魚専門の店に3年ぶりに行った。
注文はビールとヤリイカのさしみ、アナゴのテンプラ、白エビの掻き揚げだ。
新鮮な具で揚げたてなので涙が出るくらい美味かった。
今年の人出は雨の影響で昨年の半分の13万人とのことであった。
巡行が終われば小さい山はあっという間に解体されていた。
【祇園祭の概要】
日本三大祭りのひとつ「祇園祭」は、今からおよそ1100年前の貞観11年のこと、都に疫病が流行するのは牛頭天王のたたりだと、天王を祀り祈願したことに始まりました。悪疫を封じ込む御霊会として発展した祇園祭は、町衆の勢力と信仰が強まる中で、より豪華絢爛な祭りとなり、今日の形態をとるようになりました。
最大のもので高さ25mにもなる「鉾(ほこ)」や「山」は各々を担当する町がそれぞれ大切に保管・整備をしており、それは祇園祭は単なる伝統やしきたりだけではなく、京都町衆の市民精神の華であるという部分で語られることが多くあります