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血の雨ときどき、怪異~美少女探偵の私は、腕っぷしの強さで呪いの連鎖パニックを乗り切る~

「血の雨ときどき、怪異~美少女探偵の私は、腕っぷしの強さで呪いの連鎖パニックを乗り切る~」(斉藤タミヤ, 2021/04, カクヨム)
https://kakuyomu.jp/works/1177354055627514026

読了しました。
人の悪意を増幅し、連鎖させる呪いと、それに立ち向かう少女探偵の物語。
今回は「#RTした人の小説を読みに行く」企画による読書です。

家出して高校を中退した少女、鳳来恵は私立探偵を開業していた。
格闘技にめっぽう強い彼女のもとに、ある日、女子高生の有栖川由奈がやってくる。
恵の恩人であり、恋人でもある鷹羽響子からの紹介だった。
由奈の依頼はこうだ。
「コックリさんの呪いから助けてほしい」
いきなり送り付けられるチェーンメール。
その内容通りに不幸が起きるのだ。
恵は由奈を守る決意をするが……

たくさんの要素を詰め込んだアクションホラーです。
呪い、アクション、スプラッター、女子高生、百合。
少し読んでお腹いっぱいになりました。
それでも、文章の勢いから読み進めることができました。

主人公は行動だけでなく、思考も早いです。
そのためか場面展開も早いです。
このあたり、物語に詰め込まれた要素の多さと相まって、好き嫌いが分かれそうです。

ラストは、なるほどこうなるかと思わせる展開です。
これから主人公と世界はどうなるのか。
余韻のある終わり方でした。
欲を言えば、呪いについて、その背景、例えばオカルト同好会のアフリカでのフィールドワークの様子などに触れられていれば、物語に厚みが増したかなと思います。
でも、この物語は主人公の一人称で書かれているので、話者の問題からそれは難しいかな。
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