空を見上げて

事務所猫チャコと家猫ごん太 2ニャンと楽しい日々

居眠り運転

2007-02-19 16:28:40 | つぶやき
今思い出しても、ちょっとビビる。
私の女友達2人と私達夫婦の4人で、2泊3日の旅行に出かけた時の事。
十和田湖で一泊、男鹿半島で一泊の旅行だった。

遠出ということで初日は朝6時の出発。
天気もよく、順調に車は進んだ。
11月の1日、2日、3日の連休だったと思う。
十和田湖の上の方は、紅葉も終わりかけていたが、
湖の際は、それはもう、みごとな紅葉だった。
思い出をたくさんカメラに収めて、男鹿半島に到着する頃は、
少し雨がぱらつき始めていた。

帰る日、雨は降っていたが、急ぐ事もない、
ゆっくり帰ろうということになった。
お昼も食べ終わって、ずっとハンドルを握っていたから疲れただろうと、
主人に代わって、私が運転することにした。
海岸沿いの道だし、迷うこともない。
あわててスピードを出す事もないので、軽い気持ちだった。
それに、その時私は、全然眠いなんて思わなかったのだ。

運転を変わった主人は、少しウトウトしているようだった。
女友達も最初の頃は話かけてきていたが、そのうち、話もとぎれがちになっていった。
雨、ワイパー、静寂、満腹。
そして、眠気のさす時間帯。
私もだんだん目がトロトロしてきてしまったのだ。

ラジオをつけたりガムを噛んだり・・・。
しかし、眠気すっきりのガムも、一瞬だけ目が覚めるが、
本当に眠くなってしまうと効果がないことがわかった。

私はあせった。
事故でも起こしたら、大変だ。
しかも雨で見通しも悪い。
頑張れ。
頑張れ。
大きく瞬きをしながら、心の中でつぶやいていた。

その時、前にお土産屋さんのような建物を発見。
私は「トイレに寄っていくよ~」と言って、駐車場に入った。
その時、時計は3時。
私にとって本当に危機一髪の状態だった。

車から降りて冷たい空気に触れると、眠気も一瞬に無くなった。
「変わろう」と言う主人に、
「え?いいの?」といいつつも、「助かった~」と思った。
しかし不思議なことに、その後は眠くなることもなく、
ワイワイ言いながら、家路についた。

本当に今思い返しても、怖いと思う。
事故を起こさなくて本当に本当に良かった。
その事があってから、車での遠出は助手席にいても気を付けるようにしている。
2時間置きくらいに、
「トイレ~」「喉が渇いた~」「トイレ~」「お腹すいた~」

うるさいだけかもしれない。
コメント
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