そりゃそうだよな。

夕方モールの２階で「トンネル」を見つけた優斗くん。
プラレールのトンネルです。

チラッとママちゃんの顔を見ると、そのままトンネルを持ってレジへ一直線。
値段がわからなかったけど、まぁいいだろうということでレジへついていきました。

「４２０円」だったのでそれはそれで良かったのですが、パパちゃん、どうも腑に落ちません。
もっと大きいトンネルは既に持っているし、いつもはその商品に興味も示さなかったのに。。。

疑問が残るまま帰宅。

帰宅するとすぐに袋から出そうとするので「手を洗ってうがいをしてから出そうねっ!」と言いました。
すると、サッ!と手を洗いに行き、いつもより熱心にうがいをしました。
ちゃんとやらないと袋を開けてもらえないとわかったのでしょう。


そ・し・て・・・
いよいよ開封の時がやってきました。

優斗くんはもう満面の笑みです。
あんなに喜んでいる顔は久しぶりに見ました。
それほどの笑顔です。


ゆっくりと箱を開け、中からトンネルを出しました。
「じゃぁ～んっ!ほら、トンネルぅ～!」

・・・。


優斗くん、箱の中を覗き込み、「あれ?あれ?あれ?」と連発。
「どうしたの?」と聞きながら気づきました。


そう、【箱に印刷されたトンネル】には、一緒に機関車が写っていたのです。
優斗くんは【機関車】が欲しかったわけで、トンネルには全く関心がなかったのです。


そういや子供って、そーゆーもんだったよなぁ。。。と、優斗くんと２人で苦笑いをしたのでありました。


けど、「入っていない」ことがわかった時のものすごく切ない表情、さっきまでの笑顔とのギャップ、大はしゃぎしていた直後のしょぼくれた状態、見ていて涙が出ちゃったパパちゃんでした。