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春の北野天満宮

2023-03-05 01:08:30 | 社寺めぐり

平日の休みの日に京都へ行ってきました。

行った先は北野天満宮、初めて行きました。

 

北野天満宮は、菅原道真公(菅公)を御祭神としておまつりする

全国約1万2000社の天満宮・天神社の総本社です。

古来「北野の天神さま」と親しまれ、入試合格・学業成就・文化芸能・災難厄除祈願

のお社として幅広く信仰されています。


一の鳥居

今出川通りに面して建つ高さ11.4メートルの大鳥居。

木曽の花崗岩の一本柱で、大正10年10月に建立されました。

上部に掲げられた扁額は高さ2.7メートル・幅2.4メートル、重量は563キログラム。

平成26年に修復がなされ、閑院宮載仁親王御筆の「天満宮」の文字が美しくよみがえりました。


楼門

楼門の上部に掛けられた額には、「文道大祖 風月本主」の文言が刻まれています。

平安時代中期の学者・慶滋よししげの 保胤やすたね大江匡衡おおえのまさひらが菅公を讃えた言葉です。

年末に奉掲する干支大絵馬も、京の師走の風物詩として知られています。


絵馬掛所

学業成就、合格祈願などの願いが込められた絵馬がかけられています


手水舎

牛は天満天神の神使で、境内には他にも臥牛像がいくつか奉納されています。


三光門

楼門と御本殿の間に建つ中門は三光門と呼ばれ

ひと際壮麗な造りと上部に掲げられた後西天皇御宸筆『天満宮』の勅額によって

当宮のシンボル的な建築として知られています。

三光とは、日、月、星の意味で、梁の間に彫刻があることが名の由来ですが、

星の彫刻だけが見られないともいわれています。

その理由は、かつて帝がお住いの大極殿から北野を望まれると、

ちょうどこの門の上に北極星が輝いたと伝えられていることから、

北極星をいただく伝説の門といわれています。

天空と一つになって平安京を守護した場所が、この北野の地なのです。


宝物殿

御本殿の内部に収められていた様々な御神宝をのちの世まで守り伝えると同時に、

多くの皆さまにご覧いただけるようにしたいという願いのもと建てられました。

春の特別公開がされていたので入ってみました。(入場大人1000円です)

本年の大河ドラマ「どうする家康」にちなみ

豊臣秀吉公・秀頼公ゆかりの御神宝ならびに徳川家康公をはじめとする

徳川家ゆかりの御神宝が公開されています。


国宝 御本殿

菅公をおまつりする御殿と拝殿が石の間という石畳の廊下でつながり

御本殿の西には脇殿を、拝殿の両脇には楽の間を備えた特色ある構造になっています。

「八棟造」または「権現造」と称され、神社建築の歴史を伝える貴重な遺構として国宝に指定されています。

『東風吹かばにほひおこせよ梅の花 主なしとて春を忘るな』 菅原道真、拾遺和歌集

北野天満宮は梅の名所としても知られています。

 

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