松本城に続いて向かったのは
諏訪湖にほど近い高島城、こちらもほぼ満開ですね。
ここは小さなお城なので
ぐるりと一周しても疲れるほどではありません。
なんとかスペースを見つけて車を停めると
「 !! 」
さくら祭の会場から聞こえてきたのは
「 春雷 」ではありませんか。
大急ぎでステージの有る場所に駆け付けると
今の「ふきのとう」がどんな姿になっているのか
ご本人たちかはわからないけれど
男性ディオが歌っているのが見えました。
「春雷」には思い入れがあって
大阪時代、受け入れられない悲しさに
この曲を半日エンドレスで聴いていたことがありました。
特に2番の歌詞は心に刺さるものがあって
今も車で走る時には手放せないですね。
「春雷」 2番
過ぎた日を懐かしみ
肩組んで涙ぐんで ♪
別れたたあいつは今寒くないだろうか ♪
春の雷に帰るあてもなく
桜花ふぶき家路たどるふり ♪
1980年代を中心に
フォークブームが巻き起こりましたが
その時代の歌詞は心に届くものがたくさんあって
多くの共感を呼んだものでしたね。
そのあと「名残り雪」も歌ってくれていましたが
思いがけず高島城で「春雷」が聴けたなんて
散り始めたさくらの中で感無量なひと時でした。