氷見の宿をAM4.30に出て
雨晴海岸には20分ほどで着きました。
日の出には十分間に合う時間です。
雨晴海岸にはやはり同好の士が多く来られていて
少ない駐車場はもう満杯状態ですね。
人は生涯に平均、2万~ 3万人と縁を結ぶそうですね。
心を結ぶ景色もまた人それぞれでしょうが
景色にも一期一会の縁があるのでしょうね。
初めてここに来た時は冬の寒さが厳しい時でした。
日本海特有の荒々しさと日の出の神々しさに感動して
以来、季節を変えて何度も訪れています。
似ているようでも、二回と同じ表情は無いのですね。
なのでその瞬間、瞬間がとても大事に思えるようになりましたよ。
夜明けの厳粛なドラマが終わると
居合わせたカメラマン氏達は思い思いに散っていき
夏の一日が静寂さの中で始まります。
雨晴海岸に面して新しく作られた道の駅は
普通の道の駅のイメージとは少し違っていて
気軽にお茶や食事という感じではなく
こだわりのカフェレストランのようですね。
それでも
冬の寒さや厳しい雨風を避けるにはありがたい所です。
雨晴海岸に添うように走る電車は
忍者ハットリ君などの絵柄があったりするのですが
この日は赤い車両でした。
高崎行きの電車を見送って
今回の旅もほぼ終焉に近くなりました。
今はすでに秋の気配が増していますが
8月26日から始まった2020年の夏の旅は
穏やかで明日への活力をまた授かるような
はい、いい旅となりましたよ。
撮影は8月28日