ビーナスラインにある三湖 ( 蓼科湖、白樺湖、女神湖 ) は
厳しい冬を迎える12月末頃から
湖の様子が一変してきます。
標高の低い蓼科湖は凍っていなくても
白樺湖、女神湖は大抵、いちめん凍る時期が訪れるのですね。
正面に蓼科山を見据えた白樺湖は
ごくわずかな部分を残して凍っていました。
湖を渡る風がヒュウヒュウと音を立てて
寒いというより痛いといった感じです。
じっと見ているとここでも小さな物語が展開していました。
二組の水鳥のカップルの左手から
一羽がそろそろと近づいてきて
左のカップルの横に入り込んできました。
「 あのお・・・僕も入れてもらっていいですか? 」
「 ごめんなさい、二人で仲良くやってるんで無理です。」
ガックシ・・・
やっぱりだめですか・・・
そこでは彼に居場所はなかったようですね。
あたりをぐるっと一回りして戻ってくると
まだ二組の真ん中あたりで飛び立ちもせず立ち尽くす姿が・・・
厳寒に伴侶を見つけ出せずにいる鳥の悲哀が
妙に切なかったりするものですね。
コメントに気づかず遅くなりました m(__)m
同じ文章や写真を見てもその人その人の感性によって
捉えるもの、響くものが異なったりしますよね。
avengerv6さんは感性豊かな方なんでしょうね。
ビーナスラインの三湖についても
よくご存じのように思えます。
昔の賑わいから思うとずいぶん斜陽化した印象は否めませんが
逆に静かで良いと言う人もおられるでしょうね。
白樺湖や女神湖が凍る頃 いろんなドラマがまたあって
私などは楽しんだりしています ^-^
コメントありがとうございました~ 。
最初の画像、何度見ても痺れます。
水面の表情が凍り方の違い、凍ることを待つ面、そして水鳥と波紋と、物語を見ているようです。
かつて若者たちのメッカだったこの三湖を、この時期訪れるって、ある意味凄いと思います。
好きだなぁ、この日の出来事。