思いの外、テストの出来が良かった。
しかし、間違えた箇所が問題だ。
間違えて覚えていたら大きな事故になり兼ねない。
糠喜びせず、基本をしっかりと覚え直しだな( . .)"ウン
さて今日は少し気分が落ちる内容。
あまり読みたくない方はスルーして下さいね。
では始めよう。
昨日は実習日だった。
担当したワンコ。
大人しく良い子に実習を受けてくれたが状態が何だかな……。
全体的に皮膚の状態が悪いのは、恐らく肌が弱いのだろう。
赤く荒れているのが痛々しいが、荒れていない部分はピンク色でキレイだ。
しかし、耳が……。
耳中を見た瞬間にゾっとしてしまった。
膿が溢れドロドロとし、膿には血も滲んでいる。
マスクをしていても、強烈に臭っていた。
これは、可哀想だ。
痛くないのだろうか?
痒くないのだろうか?
動物は話せない。
何度も何度も洗浄液をつけ耳中を拭いたが後から後から血の滲んだ膿が溢れてきた。
一旦、綺麗に拭き上げても実習の合間、定期的に耳中を見るとまた溢れているような有様だ。
その度に膿を押さえ、実習が終わる頃には脱脂綿がなくなった程だ。
さすがにあれは可哀想だ。
とペア実習の相手に話すと
あの子を担当したの2回目だけど前回も酷かった。
更に酷くなってる。
と話していた。
病院行ってないのかな………。
頭に媚びりついた残像と
鼻についた臭い
帰宅しても離れず昨夜は夕飯を食べられなかった。
何度も頭に浮かび
何かを口にするたびに臭いが口に広がるのだ。
その度に胸も痛い。
病院、ちゃんと連れて行って貰えただろうか?
既に治療中だが良くならないのだろうか?
放置子ではないだろうか………。
気になり始めると通常の生活に支障を来すのだ。
ダメだ、忘れよう。
娘に夕飯を作るのも軽い吐き気を覚え、自身はアイスを食べて早めに就寝した。
先日の保護犬に然り
状態が良くない子やどことなく寂しい子を見ると、暫く頭から離れない。
私、やっていけるのだろうか?
と不安が頭に過ぎる出来事が連発し、自信を無くしそうになる。
そしてふと考える。
私の娘は人間だ。
言葉も話す。
痛いと口にしていた。
何故あの時、もっと真剣に聞かなかったのだろう?
何故、違う病院へ連れて行かなかったのだろう?
何故あの時、会社に遠慮ばかりし娘を二の次にしてしまったのだろう?
成長痛と医者は言ってるし
病院は行きつけで近いし
このご時世だ。
女といえども子を理由には出来ない。
そんな考えがあったはずだ。
今更、どんなに後悔し自分を責めても後の祭りだ。
嫌になる。
自分を含めた人間に。
正直な気持ちを書くなら昨日のワンコがもし未治療なら……
飼い主に対し
動物を飼う資格は無い
と憤りを感じた。
なら、私は?
とこれを書きながら考えた。
子を持つ資格はない……。
流石に暫く気分も落ちるな……