熟考、そして行動

よくよく考えて、準備をしてから行動に移そう

キャリアアップに欠かせない目的意識

2021-03-04 11:46:21 | 日記
自分のキャリアアップをどのように進めていくのか、漠然としながらも悩む人は多いのではないだろうか。
そこで実際の事例を見てみると、参考になることが多くある。

たとえば、ファッションに関わる仕事がしたいと販売員として活躍していた人が、毎日洋服などに接しているうちにデザインに興味を持つようになったとする。仕事の傍らデザイン学校に通い、デザイナーとしての道を歩き出した人がいた場合、もちろんそれまでの経験は直接収入には結びつかないが、デザインを行う上では大きな財産になるはずである。

また、違う形として、家族との時間を大切にしたいと接客業からそのバックアップに転職した人の場合を考えてみる。それまでは成果報酬のために収入は満足できるものだったが、仕事に携わる時間が長く休日返上となることも多かったため、きちんと休日が取れる事務職を求めた。
その上でそれまでの経験を活かせるようにと、販売のバックアップに携わるデータ分析を行うようになれば、データ分析は近年需要の多い職種でもあることから、経験を活かしつつ収入を得られる仕事を獲得できるかもしれない。

このように、キャリアアップの方法は実に多彩であることが分かる。
共通しているのは、明確な目的を持っているということだ。単にキャリアを積みたいと願うのではなく、自分が何をしたいのかがはっきりしていることが共通点となる。目的意識を持つことこそが、キャリアアップの近道である。