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グランドセイコー 革ベルトへ交換

2020-08-26 20:35:32 | 時計、ギター、野球
現行グランドセイコー自動巻きを手に入れた後、エクスプローラー1を手に入れ、どちらを「普段使い」にすべきか考えた時、自分にはエクスプローラー1の無骨な文字盤はどうしてもフォーマルなシチュエーションに似合うとは思えず、グランドセイコーのシックな上品さの方が断然フォーマルで使える……と判断した事から、エクスプローラー1を「普段使い」で毎日使い、グランドセイコーを「フォーマル」「冠婚葬祭」用として保管中でした。

唯一、気になっていたのはグランドセイコー、黒の革ベルトに交換すれば文句なしって事。
いつか交換しようと思ってました。

ふと、いつものヤフーオークションで革ベルトを検索してたら、「黒、コードバン、肉厚、新品」と、求めていたものが全て揃っているのを見つけ、落札。

子供の頃野球やってたので、革グローブの経験からどうしても革にはこだわってしまいます。

新品の硬い状態から、使いながらオイル入れながら、使い易いよう徐々に柔らかくしていく行程は、野球のグローブに始まり、やがて革ライダース、ブーツ、そして……腕時計の革ベルトへ辿り着く(?)

コードバン、いい感じに固く、真っ直ぐ一直線。
これを手首にフィットするように柔らかく型付けしていくのがいいんです。

家に届いて自分で交換し、ステンレスのブレスは梱包用プチプチで巻いて、グランドセイコー純正ボックスに入れて保管。
もしかしたら……革ベルトにハマってもう2度と使う事がないのかも……と思いながら。

でも、やっぱり、白文字盤に黒の革ベルト。その文字盤も「セイコースタイル」のいかにも時計らしく、そして上品な佇まいは、フォーマルにピッタリです。
無骨なエクスプローラー1の真逆です。
(間違えてほしくないのは、無骨なエクスプローラー1は「普段使い」として、とても気に入ってます。個人的に「フォーマル」じゃないって事)

但し……一般のサラリーマンにとって「フォーマル」なシチュエーションなんて、ほとんどないんです(笑)
結婚披露宴か葬式か……です。

そもそも、フォーマル用の時計なんて必要なんでしょうか?

数年に1度あるかないかのフォーマルなシチュエーションの時、腕時計しなくていいと思えば、「普段使い」の時計しか必要ない。

「普段使い」と「フォーマル」の時計。
どっちに重きを置くべきか、といえば断然使用頻度が多い(割合でいえば99%以上、限りなく100%に近い)「普段使い」の時計なのです。

ある意味、「フォーマル」な時計を求めている時点で、複数の時計を所有する事に意味合いを持たせたい「時計好き」なんだと思います。

中古時計をネットオークションで買う時の注意点

2020-08-24 20:33:00 | 時計、ギター、野球
こんなマニアックな事、普段誰からも聞かれないのでブログで独り言みたいなものですが……

以前はよく質屋で中古のロレックス、オメガ、タグホイヤーを買ってましたが、ここ10数年はヤフーオークションです。

自分がヤフーオークションで中古時計を買うときの基準について。

まず、先に買いたい時計ありき、です。
オークション見ながらでは目移りしますし、本当に欲しかったもの以外を衝動買いする可能性大ですので。

で、買いたい時計で予め自分が落札してもいい金額を設定し、そこから検索です。

だいたい相場って決まってるのですが、稀に早く売り捌きたい為に相場よりちょっと低い金額設定があるものがあれば、そのオークションを覗いてみます。

自分なりのチェックポイントは、
・売り手
・写真
・ブレスの場合、サイズ(長さ)
です。

売り手は、出品者が質屋であれば当然目利きされているはずであり、真贋については安心できるかと思います。
個人の場合は、それまでの取引件数、評価を見て、信頼できる出品者かどうか判断します。

写真では傷の状態、ブレスの状態を見ます。
店が出品する場合は割と外装研磨済みされてる事が多いですが、その場合、ラグとか本来角張っている箇所がどの程度、角が残っているか確認します。
あまりに角が取れて丸くなっている場合は、キズ取り研磨の際に傷が深かった為かなり研磨したか、あるいは何度も研磨していると見なして、入札は避けます。
雑誌によるとロレックスでも研磨は4回位までで、それ以上は全体的に丸みを帯びてしまうようですが。

傷で一番避けるのは、裏蓋の傷です。

理由は明確にあって、時計を着けてる時、外側の外装はどんなに気を使っても傷つく事はあるので致し方ないと思うのですが、内側の傷、裏蓋の傷がつく理由は、時計を外した時、テーブル等にガチャって置く等、手荒く扱う事によって、裏蓋とバックルの内側がぶつかり擦れる事によってしか、そこに傷が入る訳ないのです。
要は前のユーザー(あるいは前の前のユーザー)が時計を丁寧に扱っていたか否かが裏蓋の傷で判るのです。

裏蓋がスケルトンの場合は判りづらいてすが、スケルトンの周りの縁の部分で見分ける事も出来ます。

あと、写真に、時計ケース側を持ってブレスが直線かどうかの写真が添付されている事がありますが、あれも結構重要視してます。
(今回のブログの添付写真は、今使っているエクスプローラー1のブレスの写真です)
要はケース側を持った時、バックル側が平行(直線)に近ければ近い程、コマ間の隙間が少く、ブレスの使用頻度、消耗度が少ない証拠になります。
使い込んでる場合はコマ間の隙間が広がる事から、バックル側がダランと垂れ下がってしまうのです。

ブレスの垂れって直し様がないのです。交換するしかないのですが、ロレックスとかだとブレスだけでも馬鹿にならない金額になるので、やはり中古とはいえある程度ブレスが良い状態でないと後々出費を見込まなければならなくなります。

最初から革ベルトに交換するつもりなら、気にする必要はないのですが、いづれにせよ使い込まれている個体と判断出来ます。

以上のように、裏蓋の傷の有無、ブレスの垂れ具合で、その時計がどの程度どのように使用されてきたかある程度見当がつきます。

ブレスの場合のサイズ
これは出品者記載の腕周りサイズが、自分の腕周りのサイズプラス1cm以上。
これはリスクを避ける為です。

時計をする際のストレスの一番手と言っても過言でない「ブレスがきつい」を避ける為には、出品者と自分の測り方が必ずしも同じとは限らないので、それこそ後から自分でコマを外す位がちょうどいいと思います。

「きつい」というストレスだけで、結局手放す事になるのです。

後からコマ1つ買う方法もありますが、二度手間で余計な費用も掛かりますので。

コマやバネ棒を外す道具は、大した値段でないので、ネットで時計買う人にとって必需品です。

昔、タグホイヤーのリンクをオークションで買った時、ブレスのコマを詰めよう(外そう)としましたが、リンク特有のコマの外し方がイマイチわからなくて、結局、ヨドバシの時計売り場で直してもらいました。

あと、リンクで思い出したのですが
、ケースとブレスのデザインが一体型の時計って、汎用の革ベルトに交換出来ない(汎用のブレスも)ので、デザイン的には良いのですが、永く所有する場合、仮にブレスに不具合があった際に、将来に亘ってそのブランドがその形状のブレスを保持していてくれるのか、余計な心配をしてしまいます。
なので……リンクのブレスだけを予備で買って保管してました。
当時ブレス新品で3万5千円でした。

それ以降は、交換するしないに関係なく、汎用のブレスや革ベルトに交換出来るタイプを選んでます。

やはり永く所有しようと考える時に、将来の心配事、ストレスを避ける事って大事だと思います。

機械式時計を中古で探す時、一番大事な中身(ムーブメント)って見えないので判らないけれど、ちょっとした外観の傷、ベルトの状態などから出品者のコメントに書かれていない事、過去のユーザーの使い方、時計の使われ方、使用頻度のヒントがあり、それを「宝探し」のように見つけて想像していく事と、オークションで落札後、自分の手元に届いた時、「やっぱりな」と自分が想像していた通りだと、自分の目利きが間違っていなかったと思う事が、ネットオークションの楽しみなのかもしれません。




時計のTPO

2020-08-23 11:47:47 | 時計、ギター、野球
時計に興味もっている身として、やはりTPOは避けて通れない。

どんなに自分なりの拘りで着用していたとしても、仕事、冠婚葬祭、プライベート、それぞれのシーンに合うものでなければ、せっかくの拘りも意味がなくなってしまう。

もちろん、それはその人なりの基準によるものなので、他人の着用時計に対してはものを言うつもりは全くありません。

あくまで、自分個人の拘りです。

以前、サブマリーナを10年程愛用してました。
サラリーマンですので、仕事、プライベート関わらず使ってました。
でも心のどこかで「本来はスーツに合わせるべきではないのでは?」と思いながらも着用してました。
雑誌等には、「サブマリーナはスーツにも合う、シンプルな形状、色合いだから問題ない」とあり、それを言い訳としてずっと着用してました。

でも、ある程度年齢を重ねた時、やはりTPOに配慮した選択って大事なのではと思うようになるわけです。

あと、前にも書きましたが、時計雑誌の情報って時計業界側の観点、売る事、業界が繁栄する事に反する事は書きません。
サブマリーナはスーツに合わない、プライベート用だとしてしまうと、大半のサラリーマンは購入に躊躇します。高額であればあるほど。

もちろん、スーツにサブマリーナがどうかについて、他人がしている事について何か言いたい訳では全くありませんが、自分が……と考えた時に選択肢から外れた訳です。

それで、エクスプローラー1とグランドセイコー現行自動巻きを選んだ訳です。
ケースサイズも36mm、37mmで大き過ぎずちょうどいいです。

エクスプローラー1は本当に普段使い。一応スポーツモデルとされていますが、普通の時計です。仕事、プライベートで使ってます。
ガンガン使って、いずれはオーバーホールし、末永く使うつもりです。

でも心のどこかで、本来はスポーツモデルであるという認識だけは忘れないつもりでいます。

グランドセイコーはエクスプローラー
1よりも、フォーマルに近いと思いますので、いずれ黒の革バンドに交換して、よりフォーマルなシーンで使いたいと考えてます。

時計そのものに拘るだけでなく、TPO、シーンに合わせた使い方のほうが、よりその時計が映えると思うのです。

特に年齢を重ねた場合はそうだと思います。

決して値段やデザインだけにとらわれず、その時計の成り立ち、どのようなシチュエーションを想定され作られたものか、どのようなシーンに映えるのか、そういった事も含めて、選択するのが粋だと思います。

ファッションとしての時計

2020-08-04 23:16:26 | 時計、ギター、野球
自分は腕時計に、ある程度のファッション性を求めます。

でないと、その逆、ファッション性を求めないとするなら「必然性」となってしまい、必要にかられて腕時計するから、とにかく時間がわかればいい、とりあえず時計していればいい、と、どうでもいい時計、あたかもオヤジ時計と兪やされる類いの時計を選んでしまうと思うのです。

電車に乗ってても、その人がある程度選んでその時計しているのか、あるいは、必要にかられて時計しているだけなのか、一発でわかりますよね?

それは決して値段とかではなく、仮に時計の相場としては低価格であっても、きちんと選んだ時計であるかどうかって、割とわかるものです。

それは、草野球する時、野球経験者ならキャッチボール1、2球見ただけで、彼が経験者かどうかすぐわかるのと同じです。

ただ、ここからが難しいのです。

時計に限らず、ファッションアイテムってそれ1つで成り立つものではなく、それをどのように着こなすか、その所有者に大きく委ねられるものなのです。

20年位前、ロレックスがブームになったきっかけの1つとして、木村拓哉がドラマでエクスプローラー1をつけていた事。

確かにエクスプローラー1は、デザイン的にシンプルでオンオフ問わず汎用性が高く、時には「オシャレ」な時計として見られる事もあります。

でも、間違っちゃいけないのは……
エクスプローラー1のような趣の時計は、他にいくらでもあるんです。
シンプルな時計なんて腐るほどあるんです。

木村拓哉がしているエクスプローラー1を見て「カッコいい」と感じた冴えないサラリーマン、おっちゃんが高い金出してエクスプローラー1しても…………冴えないのです。

せっかく、高い金出して買ったのにもかかわらず。

「カッコいい」木村拓哉が「カッコいい」エクスプローラー1してたから、「カッコいい」のです。

逆にいうと、木村拓哉がセイコー5しても、「カッコよく」見えるのでは?
少なくとも普通の人がするよりは。

ファッションって似合う似合わないもあるけど、そもそもその人自身がものをいうものです。

冴えないおっちゃんがしているロレックスの時計見て、買いたいと思いますか?ってことなのです。

時計自体に罪はありません。
それ自体は「オシャレ」に見せるだけのデザイン性はあるはずですので。
ただ、それを使う人が活かしきれるかという事です。

それを活かしきるような人格(ちょっと大げさかな?)、佇まいが必要なのでは。

だから、高かろうが安かろうが、それ単体で「カッコいい」時計ってあると思うのです。その「カッコいい」はその人となりの基準で。
それを自分が身に付けて活かせるのか。

でも、勘違いしてほしくないのは、他人に高い評価もらいたいと思ってしているファッションは、男としてはちょっと違う。

あくまで男のファッションなんて、自己表現であり自己満足なものです。
他人に見せびらかすものでは軽すぎです。

時計もこれ見よがしでしている程「カッコ悪い」ものはない。
あくまで自己満足の範囲で、そのメーカー、ブランドの「カッコよさ」を自ら感じ、自分のアイテムとして使いこなすのが「粋」なのではないかと思います。

そんな人がしている時計が「カッコよく」見えるのではないでしょうか?