◎寒暖差に体調が左右されるので、ぽかぽか陽気を狙って
プチ散歩です。この時期はイチョウが最高
以前はカメラを持って外出していましたが、重いので
今では苦手なスマホでパチリしています。
◎この前までは葉が緑だったのにいつの間にか黄色に・・・
たまの散歩なので季節の変わり様が急です。
◎見た目はきれいですが、落ち葉の掃除は大変そうですね。
簡易なファイル共有サーバーを立ち上げているので、スマホで
撮った写真がタブレットやPCでもどこでも見る事が出来ます。
なんちゃってクラウドですよ。
今までは画像をPC内に保存していたため、ブログの記事を
フェイスブックへ連携投稿していたのですが、今後は共有サーバー
を利用して別々に投稿していきます。
◎5~6年前に友人からもらった枇杷がとっても美味しかったので
自分でも育てられないかと、食べた後の種を発芽させて鉢に植えて
ほっといたのですが、なぜか6鉢ほどそれなりに育っています。
◎葉の中心部につぼみみたいなものが出来たので、これって実が
生ったのかも・・・
枇杷は6月に実がなるので真夏に出来るわけないよね。
っと言うわけで実ではなく葉がどんどん伸びてきました。
◎ほったらかしの枇杷ですが、異常に暑い夏なので時々水を
撒いてあげると、葉だけが立派に育ってくれました。
種から育てると実がなるまで8~10年かかるそうなので、
あと数年の我慢です。老人にはちょっとつらいかも・・・
◎ベランダの棚にスポンジのようなふわふわの物体が出現!
キノコではないのですが放射能汚染で肥大化した
マタンゴでは・・・
◎そうだダ〇ソーで購入したMDF材を棚に数枚置いていたぞ、
MDF材は繊維板(ファイバーボード)で湿気に弱く、カビや
腐食が発生するおそれがありそうです。
◎棚から取り出してみると、雨に当たっている場所と当たらない
場所では厚さが極端に違っていますね。
結論として放射能汚染ではなく水分の影響だったのですね。
また、チチもレントゲンを浴びすぎているので、手足が細い
割にお腹だけが以上に膨れている原因も放射線の影響かと
思っていましたが、これはただの栄養失調かもね・・・
◎MDF材は水分を含むと紙のように柔らかくなり、簡単に
折り曲げられ上と下で同じ材質とは思えないです。
今までスピーカーのエンクロージャ(箱)をMDF材で多数
作っていますが、湿気の多い部屋などで水分を含んでしまうと
箱が紙のようにふわふわになってしまいスピーカーユニット
だけが残っているって事あるのかな~
マタンゴのように怖い話ですね。
◎お友達のタンクがとれるかも
・大量出血後、2年間も肝臓でできた胆汁を管を通して外のタンクに
溜めているのですが、外科の主治医の話ではこれ以上治療の方法が
無いとのことで、これじゃ~胆汁が永遠に身体の中に戻らないよォ。
(結局、面倒を見ると言っていた外科の主治医(執刀医)も病院を
辞めて、他の病院へ移ってしまいました。)
・3年目突入の頃、手術後の様子を超音波内視鏡で見てくれていた
内科の先生から胆汁を身体に戻す方法があると提案されたので、早速
お願いしました。
(とにかく外付けタンクは不便なので早く解放されたいです。)
・内科による手術は胃カメラの様に口から装置を入れてERCPと言う
方法で胃と肝臓をプラスチックの管(ステント)で結び胆汁を胃へ
流すのです。
(管を通す前に胃と肝臓に針を刺すと思うのですが、外から見えない
のになぜこの様な事が出来るのか不思議です。)
・この胆汁を身体に戻す方法も良いことばかりじゃなく、管が4か月程で
詰まってしまい、その都度入院にて交換しなくてはならないのです。
・手術は麻酔により寝たまま終わってしまうので、外科で行っていた
ドレーンの管の取り換えに伴う痛みからは解放されて助かりました。
・その後、管が折れたり適正な太さの管を見つけるため、何度か交換
手術を行い現在は管を二重にして胆汁が流れそうな感じ。
◎ドレーンの管が変わり痛みからの解放
・胆汁が順調に流れても体内で管が詰まった場合はドレーンで外に
出さなくてはならないため、ドレーンは重要ですが今までの外科の
先生がメンテしていた細い管ではすぐ詰まるので頼りないですね。
・っと言うことで、内科の先生が新たにドレーンの管を適切な場所に
入れてくれました。外科では複数の先生立ち合いのもとで行いまし
たが、内科では先生が一人で出来ちゃうのです。凄い!
・今度のドレーンの管はお腹の出口を糸で縫わなくても抜けなく、順調に
胆汁が流れます。これまでの糸の縫い付けの痛みは何だったのだろう。
(元々このドレーンの管交換は内科が専門なかも?初めから内科にしてよ)
・ドレーンのお腹の出口には膿が溜まり、管を留める糸が皮膚を引っ張る
ため常に前かがみで生活していたのですが、夜寝るため横になるとき
グググっと引っ張られるので毎晩唸っていました。
(一回伸びるとその後はOKになるのですが・・)
でもでも内科のドレーンになってから、この痛みから解放されてとっても
楽になり幸せ。
◎自由に動き回れる喜び
・すべて準備が整ったのでドレーンの管を止めて、胆汁が2年半ぶりに肝臓
から胃へ流れました。
今まで長い間お世話になっていたお友達のドレーンのボトルともお別れが
出来て自由に動けるようになり最高で~す。
・その後、少しでも管の詰まる期間が長くなればと材質の異なる管に変える
手術をしたのですが、管(チューブ)が直ぐに抜けてしまうので、元に
戻しています。(これは長くても4か月で詰まってしまうみたい)
◎気付いてしまった治療の恐怖
・超音波内視鏡で行う肝臓と胃を結ぶ手術は、麻酔をかけて行うため口に
マウスピースを付けた後は何をしているのか分からなかったのですが、
初めの管を通すときは少し暴れたと看護師さんから言われました。
・その後の管の交換も何も分からず平和でしたが、何回ケ後麻酔の効く前に
薄いマットレスみたいな物で身体を縛られる事を知ってしまったのです。
(まるで時代劇の「す巻き」状態です。)
その後は寝てしまって分からないのですが、これがトラウマになって・・・
・チチは閉所恐怖症で暗い所と身体が自由にならないことが耐えられない
体質なのです。それが「す巻き」とは恐怖で考えられない事です。
(麻酔をしても暴れるので身体を縛っているのでしょう。)
・「す巻き」を知ってしまってからその後の手術はドキドキ状態ですが、
麻酔が効いてから縛って貰うよう事前に看護師さんにお願いをしています。
・病院ではこの「す巻き」同様MRI検査も動けない時間が長いため恐怖です。
せいぜいCT検査までが許容範囲ですね。
◎これからも終わりのない治療
・次から次へと新たな病気とともに入院を繰り返していますが、これからも
管の入れ替えは入院が伴うためブログタイトルの21回も近いうちに越え
そうです。早く投稿を完了しないといけないね・・・
・4年目に突入しても今まで同様病院通いは続き苦悩の連続ですが、でも
時々小さな幸せを感じる事があるため、ヨレヨレでも生きていた方が
いいですね。「人間万事塞翁が馬」って感じ、
・複数回の手術失敗、10リットル輸血の大量出血、繰り返す新たな病気等
精神的に参ってしまうような状況ですが、意外と平静を保っていられるのは
68歳で亡くなってしまった「友人」と深くは理解できない「歎異抄」の
影響が大きいと思います。(友人は空海さんがイイっと言っていましたが、
無宗教ですがチチ的には親鸞さんが合っているみたい・・・)
おおっと忘れていた、一番はハハの介護が無くてはこれまで生き延びられて
いないですね。
・これから先、いつまで続くか分からない入退院(手術)ですが、旅行も
出来ず、好きな物を食べられない生活でも生きていれば良いことは必ず
あるはず、とにかく「死ぬまで生きる」
・最後は駆け足になってしまいましたが、直に22回目の入院が控えているので、
ブログタイトルの「あれから3年 21回もの入退院」を守るため、この辺で良く
分からない病気の途中経過を終了します。
「おわり」 「その1へ」
◎それでもドレーンの管は詰まります
・これでもか!と言うほど難題を突き付けられ続けていますが、まさか腎臓病で
食事制限が必要になるとは・・・せめて食べ物ぐらい自由にさせてよ
・それでも相変わらず頻繁に管が詰まり胆汁がボトルに溜まらなくなり、その
都度病院で管の洗浄します。ひどいときは午前と午後1日2回の病院通いも。
・この管も長くて一か月で抜けてしまうので、管の入れ替えが必要となります。
管の入れ替えそのものは、さほど痛くないのですが、管が抜けないように管が
出てくるお腹の皮膚に糸で縫い付けるのが、これがとても痛くて耐えられない
のです。麻酔なしで縫われた時も痛かったですが、その後麻酔をかけるための
注射が我慢できないくらい痛いのです。これを頻繁に、恐怖・恐怖の連続です。
・入院にて管の入れ替えも、途中から通院で可能になり楽になりましたが、外科の
先生が数人集まらないと出来ないので、午前中診察してもらい管が抜けている
事を判っても入れ替えは午後になり一日中病院にいることになります。
当人のチチはいいとして、ハハは毎回運転手兼付き添いで大変だと思います・
(ある先生が麻酔の注射「そんなに痛いですか?」と言ったのでイラっとしたぞ)
◎腸閉塞(レイウス)が頻繁に襲う
・大量出血後2年経過しようとしたころ、急にお腹が痛くなり(気持悪い感じ)
病院へ行くと、診察結果はレイウス(腸閉塞)のため鼻から管を入れられ即入院
です。この頃になると当日入院も慣れてきてハハが通院時には入院セットを毎回
車に積むようになりました。(病院と自宅の行き来は大変ですから)
・腸閉塞の原因は開腹手術後の癒着により腸が麻痺して腸管を塞いでしまうためです。
この腸閉塞がなかなか曲者で、その後半年後そして三か月後と1年間に3回も
同じ病気で入院しました。
・治療は毎回同じで鼻から管を入れて腸内のものを外に出し、あとは絶食するだけです
二週間程度で改善されるのですが、今後もこれが続くと思うとゾッとします。
はじめは外科で診てもらいましたが、途中から内科で診てもらうようになりチョット
安心かな・・・
◎肝膿瘍、新たな病名が続々と
・一回目と二回目の腸閉塞の間に、また腸閉塞とは違う場所のお腹が痛くなったので
緊急の診察を受けると、病名は肝膿瘍と聴いたことのない病名で即入院です。
・肝膿瘍は細菌等により肝臓の中に膿瘍が出来てしまう病気です。当然肝臓に管を
入れたり、入院続きで免疫力も低下しているので納得かも!!!
・この肝膿瘍も二週間強の入院で抗生剤で炎症が治まるのを待つだけです。
よく考えると入院と通院で自宅にいるより病院にいる期間の方が長い気がします。
(そんな訳ないか)
病名も増えてきて、これじゃ病気のデパートみたいですね・・・
◎無意識のチクショウ事件
・ハハが言うには、チチが寝ながら大きな声で「チクショウ」と怒鳴った
そうです。普段チチが使わない言葉なのでハハはびっくりしたみたい。
・今までこの様な試練はしょうがないと言っているチチも、やはりストレスが
溜まっているのか、寝ている時につい本音が出てしまったみたいです。
まだまだ修行が足らないですね・・・
・なんだかんだと大量出血から2年経過、ハハの介護を受けながらヨボヨボと息を
ついています。結構しぶといかも!
「つづく」 「その1へ」
◎腎臓が悪くなっていた
・食欲が沸いて体調も良くなってきましたが、主治医より血液検査で腎臓の数値が
悪いので、病院内の腎臓内科で診てもらう指示されました。
・以前より腎臓の数値が少しだけ悪いと言われていたので、急に悪くなったのかと
血液検査の経緯を見てみると数値に大きな変化はありません。
◎腎臓内科での診察結果にびっくり
・軽い気持ちで診察を受けたのですが、担当先生の発言に驚きを・・・
「今すぐではないが近いうちに人工透析になる」との事でした。
・まず腎臓は絶対治らない!そして急激に悪化するため如何にこの状態を
引き延ばして、人口透析を免れられる事を考えなくてはならないのです。
・胆汁が正常に流れずお腹から管で外に出してる状態で、これに人工透析の管を
付けられて縛られるのは、あまりにもかわいそうですよね。
◎腎臓病の食事療法が過酷
・栄養士によるたんぱく、塩分、カリウムの摂取制限を指導されました。
1日の最大摂取量がたんぱく30g、塩分が6mg、カリウム2000mgです???
・この摂取量を朝昼晩の1日3食に分けると、あれあれ食べるものがないよ
・たんぱくはごはん(米)が4.5gあるのでマグロの刺し身3切れ7.8gを食べると
完全にアウト、そうです肉類、魚介類、豆・卵類、乳・乳製品はたんぱく量が
多いためあまり食べられないのです。
・塩分も1食当り2gの料理ってなかなか無いよね
・肉やさかな、好きな豆腐を食べられなくても野菜でお腹いっぱいになればいいと
思っていたのですが、野菜と果物はカリウムが多いのでこれも問題ありぃぃぃ
・茹でられる野菜は茹でこぼし生野菜は水につけてカリウムを減らします。
これじゃ栄養も抜けてしまうよ~
・以前よりハハは身体のためか塩分控えめに心がけて塩分量の少ない塩「やさしお」
を使用していたのですが、これが桁違いにカリウム量が多いため使えない。
・もぐらたたきの様にこれでもか・これでもかって感じで、拷問をを受けている
みたいですね。
◎腎臓病の食事対策
・以上の理由で食べるものが無いのですが、今まで通りのカロリーは必要量と
なります。こんなこと無理です、矛盾しています。
・でも、なぜか病院の栄養指導の時に健康食品会社の腎臓病対応パンフレット
(冊子)をくれたのです。
取り合えず、通販でたんぱくの少ない「パックごはん」と「冷凍のおかず」を
購入しどちらもレンジでチンすれば栄養成分を考えず手軽に食べられて最高
かな・・・
・「冷凍のおかず」は副菜も付いてメインの種類も多くパンフレットの写真では
メチャクチャ美味しそう。新たに冷凍庫も購入したのでこれで一安心です。
しかし、「パックごはん」は色は白米ですが小粒でちょっと変「冷凍のおかず」は
肉?でも魚?でも何を食べてもみんな同じ味で、とにかく不味い
・子(コ)から大きな段ボールが届き、中身は腎臓病対応の調味料・パン・乾麺・
レトルト食品・お菓子・エネルギー補給用食品等各種でこれは助かる。
・これら食品をいろいろ試した結果、「パックごはん」は炊飯タイプの米を子に
購入してもらい、水分量を変えながら少しはおいしいと思われる配合を見つけ
て炊いています。(たんぱくを気にしなくてよいので楽)
また、おかずは対応の本を参考に自分で作ることにしました。
味は薄目ですが肉は肉の味・魚は魚の味がするので、あとは食べる量を調整
しながら食べています。
◎腎臓病の疑問
・以前からの血液検査結果を見てみると腎臓が悪くなった原因は手術後の大量出血
が原因ではないかと思われます。病院では関係ないと言っていますが・・・
・脱水症状と貧血で入院した時も点滴で鉄分を補給しても改善されず、その後
腎臓内科の診察で注射を一本打っただけで正常値に近くなっています。
途中から急に腎臓が悪くなったのでなく初めから悪かったのでは・・・
・とにかく人口透析は避けたい。うまく付き合っていかないとね
もう十分なのでこれ以上悪いところが出ないといいのですが???
「つづく」 「その1へ」
◎身体の不調(体調の変化)
・退院後1年経っても食欲が無くゴロゴロして体調はイマイチ、以前の元気のよかった時と
比べると身体の変調が著しいのでチョイっと書いてみます。
〇入院となると必ず点滴がつきもので栄養補給に水分補給それに炎症を抑えるため抗生剤の
投与です。ここで問題が大量出血の原因なのかわかりませんが、点滴の針が全然挿せない!
点滴の針を1本挿すのになかなか入らず最高で10回、最低でも5回程でやっと点滴ができます。
(針を刺す先生や看護師さんも大変ですが、刺される本人も大変なのです。)
・入院時の副作用なのか?退院のあと腕中が痒くなります。確認すると点滴の針を刺した
箇所を中心に痒くなっていいます。
また、ドレーンのお腹の穴が化膿しているためガーゼをあててテープで固定していますが
これも長期間なため肌が荒れてお腹と胸全体が痛みと痒みで耐えられない~よ。
・そこで、病院内の皮膚科に通い、適切な処方によりメキメキよくなりました。
(主治医より処方されていた薬では治らなかったのにね。やはり餅屋は餅屋ですかね)
〇気温の体感が極端に変化しました。体重が減ったせいかとにかく寒いのです。暑い夏でも
汗をかく事がなく自宅や病院でもフリースを用意していないと大変なことに、また冬は
暖かい家の中にいてもホカロンが必需品になってしまいました。
〇体調の変化ではありませんが、採血とレントゲン撮影の数が半端ないのです。定期の通院
や入院以外にも管が詰まるとレントゲンやCT検査また管の入れ替え時は透視室で放射線
浴び放題です。
(放射線による健康被害は無いとのことですが、すでに健康じゃないので問題外ですね。)
〇管の入れ替えやCT検査で造影剤を使用するのですが、なぜか造影剤を使うと発熱して
しまい入院期間が長引きます。
(造影剤により体が温かくなることはあるみたいですが、なぜ発熱するの~)
〇以前よりあまり寝られなく眠剤を飲んでいますが、体調不良と重なって薬で2時間ほどで
起きてしまい、その後寝られなくなる日々が続いていました。
(ゴロゴロしてても昼寝も出来ず)と言うことで病院内のメンタルヘルス課で診てもらい
ましたが、入院時に飲んでいた強い薬を貰えば解決するのでしょうが処方されず!!!
(睡眠障害を分析すると、2日寝られない日が続いても3日目には寝られる事に気づいた
ので、普段は家でじっとしているのでこの状態でも大丈夫ですね。OK)
◎涼しくなって体調も良くなってきたぞ
・(2022年)秋になり涼しくなると食欲が出てきて少しずつ元気が出てきました。
体重もチョットですが増えてきて、夕方の散歩もタンクを持ちながらですが出来るように
なり、日常の生活に戻ってきたって感じですかね?
・また動けるようになっても世の中はコロナ禍で止まっているため、家の中でじっとして
いることが気にならなかったことが救いでした。
・何でも食べれれるようになり特にカツカレーがおいしく感じられチョットだけ幸せな気分、
・体調も改善されこれからドンドン回復して行くと思ったのですが、その後考えられないことが!!!
「つづく」 「その1へ」
◎胆汁を身体に戻すための準備
・手術で胆管を結んでしまったので、ドレーンで胆汁を外に身体の外に排出していますが
いつまでもボトルを持つ歩く訳にはいかないので、胆汁を腸に戻す手術を行うことに
なりました。
腸に流すための胆管の出口が無いため、新たに肝臓から胆汁を流す場所が必要となり
ますが、今ついているドレーンは位置が悪いのと管が細すぎて使い物になりません。
・これからは内科の領域で経皮経胆管道ドレナージで胸から超音波で確認しながら、針を
胆管まで挿しその後チューブで胆汁を外に出します。
身体の中の見えない場所針を刺して目的の位置に的確にチューブを通せるのですから
凄いですね。
・このチューブを徐々に太くするため月に一回ずつ3度に分けて入れ替えます・
当然入院での処置となるので、9・10・11と毎月入院となります。
◎再度、腸と肝臓を結ぶ開腹手術
・12月(2021年)肝臓から胆汁を流す穴が出来たので、再度小腸と肝臓を結ぶ手術を・・・
何度もうまくいかなかったため、もう外科手術は行いたくなかったのですが、この
手術でお腹から出ているチューブとボトルが取れると言うので、これで楽になれると
実施しました。
・結果はまた失敗、この時は知識がなかったのでこれで治ると思っていたのですが、
今思うと何のため何故このような手術をしたのか不思議です。
・これで完全に希望が絶たれてしまいました。かなりショックです!!!
また手術で計3本あったドレーンの管も1本になり、命の綱である胆汁排出の
管が1系統となり綱渡り状態です。
◎修理(治療)方法なし
・主治医(執刀医)からは今後治療方法がが無いので、イロイロ試しながら検討する
とのことでした。
なんか変ですねっと言うことでチョット考えを変える事にしました。病気なら治療で
いいのですが、これって事故ですよね!事故なら治療でなく修理じゃないの?
どうでもよい事ですが考えを変えるだけで少し楽になりました。
◎ドレーンの管が頻繁に詰まる
・1系統だけの胆汁排出の管(ドレーン)がすぐ詰まり、胆汁は止まる度に病院に電話
をして急患で診てもらうのですが、それが1週間に数回あり、時には午前中と午後の
1日2回も病院へ行くこともありました。
・また管が抜けて管の入れ替えは入院で行います。先生が3人・看護師・放射線技師と
大人数で管を変えるのですが、最後に管が抜けないようにお腹の皮膚に縫い付けます。
麻酔をかけて針を通すのですが、この麻酔が我慢できないほど非常に痛くこれがこの先
続くと思うとぞっとします。(これじゃ入院回数も増えるはずだ!!)
◎家庭内要介護状態(老々介護)
・ハハは数年前から車の運転を止めていたのですが、ヨレヨレ状態のチチを病院へ連れて
行くため、嫌々ながら運転を再開しました。
(上り坂や暗くなると嫌だとブツブツ言っています。)
・チチはふらふらと倒れることが数回あったので、ハハは音に敏感になり少しでも音が
すると大急ぎで確認します。またお風呂で倒れたこともあるのでチチのシャワーの時
は脱衣所で待っていて上がると管やタンクがついているので身体を拭いてくれます。
感謝・感謝・完全介護状態です。
・退院後1年以上たっても食欲がなく家の中でも横になっていいる時が多く、この後も
入院中心の生活が続きます。
・ここで問題発生、タイトルが「21回目の入退院」ですが、(2024年8月現在)熱が出て
急遽外来で見てもらい幸いなことに検査結果がさほど悪くなかったので入院は免れました。
(体調が悪く通院する場合はいつも入院道具一式を車に入れて病院へ行っています。)
・22回目の入退院をする前に早くブログを完成しないとね
◎やっと退院
・6日程度の入院予定だった胆のう摘出手術ですが、結果的に複数回の
手術の末、38日の入院期間となりやっと退院です。
・目が覚めた時点でサポートの先生からいつ頃退院したいですか?っと
言われたので7月23日より前を希望と答えました。
先生が東京オリンピックの開会式を見るためですかと聞いてきましたが
この日はチチの69歳の誕生日なのでその前に退院したいのです。
・学生から50年来の友人が68歳で亡くなってしまったので、友人の分まで
少し長生きして69歳の壁を越えたいと思っていました。
(いつか友人と会った時、コロナ等世の中の動きを教えてあげないとね)
◎退院後の通院が即入院に
・退院後一週間の通院で採血をして外来へ行くと採血の結果、脱水症状と
貧血がひどく、またまた即入院となりハハ(妻)は入院手続きと入院の
準備で家との往復でもう大変、こんなことならもう少し入院していた方が
よかったのでは・・・と言ってました。
これまた1週間程でヨレヨレ退院です。
◎体重が減っていた
・体重は入院前より20kgぐらい減ったみたいで、体重計を見てびっくり!
ズボンがすべてストンと落ちて穿けるズボンが無くなってしまいました。
特に腕・お尻・太もも・ふくらはぎが極端に細くなり、腫れたお腹が
目立ち栄養失調のような体形です。
・水分と栄養補給が重要なのですが、とにかく水が不味く感じあまり飲めない
ので、飲みやすい硬度の水を探してやっと飲めるようなりました。
また食欲が無くなかなか喉を通らない状況でしたが、子(娘)が栄養補助
食品を持ってきてくれて、これを食べ始めると元気が出てきて普通の食事が
出来るようになりました。本当に感謝しています。
・食欲が戻ってきた時点で体重は50kgなので少し前までは40kg代だったのかも
アキバ系小太りのチチからは考えられないことです。
◎退院後の生活
・胆汁を管でお腹の外に出しているのがとっても厄介で、管が外れたり液が漏れ
家中胆汁の臭いが強烈です。またタンクには胆汁の廃液が溜まるので1日2回の
計量と破棄があります。
・動くときはタンクをポシェットに入れて移動し、ソファーで休んでいる時は
上から丁度良い位置にフックを吊るしてポシェットをかけ、寝る時は近くに
椅子を置き背もたれに掛けて対応しています。
楽に生活する事を考えるのは暇で時間があるので暇つぶしには最高です。
・痛みで寝る時が毎日恐怖です。起きている時は上半身を前に倒し前かがみで
手術後の痛みや管の出口の痛みを和らいでいるのですが、寝る時は身体を伸びる
ため傷口が攣ってイタタタタと叫んでしまいます。
一度伸びると後は平気ですが、毎日の事なので結構辛いです。
◎意外と天然なチチ
・ハハは「どうしてこんなことになったの?」とブツブツ言っていますが、当の
本人は手術に失敗はつきもの「自分がならなければ、だれか他の人がなってる」
「悪い事していたのでバチが当たった」とか「今まで平々凡々生きていたので、
少しは試練を」とチョットおかしな事言いだす次第です。
(長く入院していたので頭の回路が狂ったのか・・でも痛みは続いています。)
・これからは胆汁を身体に戻してタンクを外さないとね!!!
「つづく」 「その1へ」