ずぼら堂懐古録

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杉本家住宅

2015-04-13 | 京都府 京都市
『杉本家住宅』
旧称:奈良屋
住所:京都市下京区綾小路通新町西入ル矢田町116番地
竣工:主屋=明治3年(1870年)~昭和初期、大蔵・隅蔵・中蔵=文政5年(1822年)以前
制度:重要文化財

撮影:2020年3月
現況:2020年3月現存(Googleストリートビューで確認)

【備考】

【参考】
重要文化財 杉本家住宅
杉本家住宅 主屋 文化遺産オンライン
杉本家住宅 大蔵 文化遺産オンライン
杉本家住宅 中蔵 文化遺産オンライン
杉本家住宅 隅蔵 文化遺産オンライン
杉本家住宅 | 京都で遊ぼうART
杉本秀太郎 - Wikipedia





「伯牙山」(はくがやま)。
杉本家の店の間(店舗棟の一部)が伯牙山のお飾り所として開放されていた。
お飾り所は撮影自由なのだが、杉本家住宅の内部は基本的には撮影禁止。


伯牙とは中国の琴の名手であることから、琴が飾られている。
奥の壁に掛けられているのは中国の明代に作られたと言われる『慶寿裂』前掛。
中央に描かれているのは仙人の図。
画面中央にあるのは蝶の形(舞楽風胡蝶)を模した房掛金具。
右に少し見えている赤い布地は『緋羅紗地押絵唐人物文』刺繍水引。


白い帳の奥におわすのが御神体である伯牙、寛政2年(1790年)の作。



『三仙二仙女刺繍』見送。



この錦織もすばらしかった。





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