聖書と共に

聖霊の約束と祈り

 イエス様は復活されてから、40日間、弟子達
や、様々な人々に現れて、ご自分が生きておら
れる事を示されました。
そして彼らに命じられた事は、
「エルサレムを離れないで、私から聞いた父の
約束を待ちなさい。あなたがたは、まもなく
聖霊によってバプテスマを施される」と言う事
でした。

そして、「聖霊があなた方の上に臨む時、
あなたがたは能力を受ける。そしてユダヤ全国
、サマリヤ、及び地の果てまで、私の証人に
なります。」と約束されました。

そして500人以上の弟子達が見守る内に、上に
挙げられ、雲に隠れて見えなくなられました。

ここからバックストンの「使途行伝講義上」か
らです。
使徒の働きを見ると、祈りがどれだけ大切であ
るかだ分かります。
500人の内の120人は、屋上の部屋で祈りに励
みました。祈りに励む事は難しい働きです。

全ての信者が、それを願うわけではありません
この時に、信者500人が主の昇天を見ました。
(コリント第一15ー6)。けれども祈りに励んだ
のは、その1/4の人達だけでした。
主のご指示に従って祈りに励んだのは120名
だけでした。

この120名の中に、母マリヤもいました。
マリヤは自分の息子の手からバプテスマを受け
たいと願いました。又、兄弟達も来ました。
十字架のために、あるいは、復活の主にお会い
し悔い改めたのでしょう。今、最も熱心な信者
と一緒に祈りに励みました。

彼らは、おそらく、祈り始めた時には、その日
の内に聖霊を受けるとと思った事でしょう。
けれども、木曜日(昇天から5日目)の夜になっても、未だ受けません。金曜日は十字架であがな
いを遂げられた日ですから、弟子達は、この日
と思ったに違いありません。日曜日でも、未だ
何も得ません。

神様は、その間も弟子達の心に働いて下さった
と思います。
最初は心の中にいくらか、自分を信じる心、
自分の力に寄り頼む思いが残っていたのかもし
れません。それが全く取り除かれなければ、
聖霊を受ける事は出来ません。

10日目の五旬節(麦の収穫祭、ペンテコステ)の
となります。
彼らは皆、一堂に集っている所に、突然、激し
い風が吹いた様な響きが、天から起こり、その
座する所の家に満ちた。
又、火の様なものが舌の様に現れて、別れて
各人の上に留まった。

彼らは皆、聖霊に満たされ、御霊の言われる
ままを、異邦人の言語で語り始めた。


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