聖書と共に

サウロとバルナバ

今日も、バックストンの「使途行伝講義」です。

 サウロはダマスコで直ぐに危険に直面しま
した。しかし彼は命を賭けて、主に従いま
した。ユダヤ人がサウロを殺そうと謀った
ので、彼はエルサレムへ行きました。

しかし、エルサレムにいる信者達はサウロを
信じませんでした。彼は、実に、哀れむべき
状況にありました。敵はサウロを殺そうとし
、信者も彼を信じません。

けれども、そんな時に「バルナバはサウロ
を迎えて、使徒たちの所に連れて行き
サウロが道の途中で主を見た事やダマス
でイエスの名の為に、大胆に語った事を
説明した。そして仲間に加わった。

バルナバ(なぐさめの子の意)バルナバは
慰め子です。そして聖霊に満たされていた
ので早くもサウロを信じました。
ガラテヤ5-22にある御霊の実の一つは
「信仰」です。(日本語では「誠実」とあり
ますが、英語では「信仰」とあります。)
Faith信仰, Faithfullness 信仰溢満

その意味は、聖霊が宿る時、他の人を信じる
という事です。信じやすい心になると言う事
です。
ある信者は、いつも他の人を疑って、疑いと
いう罪に陥ります。
けれども、聖霊の愛に満たされた人は、人々
を信じます。その為に、時に欺かれる事が
あります。しかし、これはキリストの霊、
キリストの精神です。私達は信じやすい者
となりたいものです。

バルナバはそんな人で、それゆえに良い友を
得る事になります。サウロと心を会わせて
一緒に伝道しました。

サウロ自身はギリシャ語を話すユダヤ人で
した。ですから、エルサレムで、その人達
に救いを勧めました。しかし、彼らは
サウロを殺そうと謀りました。

それまでサウロは
生まれながらローマ市民権を持ち、身分
高い人の友達、又、大祭司に敬われた人
でしたが、今や、イエスのために、エルサ
レムの中で最も憎まれる人、軽蔑される人
になりました。

神様は、この事によって、サウロを異邦人の
所へと導いて下さいました。
「行きなさい。私はあなたを遠く、異邦人に
遣わす。」

サウロは自分の故郷タルソに導かれました。
(現在のトルコの中南部の海辺、古代ローマ
の属州キリキヤの首都)
そこで、8年間、静かに留まり、静かに
聖書を読み、祈り、又、知人に主イエスを
証ししました。
神様は、サウロの信仰を育てる為に、彼の
伝道の力を養う為に、長い静かな期間を与
えて下さいました。





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