聖書と共に

サウロとアナニア

今日は使途行伝9章からです。

サウロ(後のパウロ)は、なおも、主の弟子達
に対する脅かしと殺害の意に燃えて大祭司の
所へ行き、ダマスコの、この道の者であれば
男でも女でも見つけ次第、縛り上げてエルサ
レムに引いてくる令状を得た。

ところが、ダマスコの近くまできた時に突然
天からの光が彼を巡り照らした。彼は地に倒
れて「サウロ、サウロ。なぜ私を迫害するの
か」と言う声を聞いた。彼が「あなたは、
どなたですか」と言うと、「私は、あなたが
迫害しているイエスである」と答えられた。

サウロは地面から立ち上がったが、目は開い
ていても何も見えなかった。そこで人々は、
彼の手を引いてダマスコへ連れて行った。

ここから、バックストンの「使途行伝講義」です
おそらく、この時にダマスコには多くの信者
がいたと思われますが、神様はサウロを導く
事の出来る人を捜し、アナニアを見つけま
した。アナニアは按手礼を受けた人ではあり
ません。普通の信徒でした。神様は、この
信徒を用いて、サウロに手を置いて聖霊を
授けられました。

 アナニアは神様の声に慣れていたいたと
思われます。私達が、アナニアの様に絶えず
神様と交わっていれば、砕けた心を持ってい
る罪人の所に、私達を導いて下さいます。

反対に、神様と親しい交わりを持っていなけ
れば、神様の確実な導きを与えられません。

「行きなさい。あの人は、私の名を異邦人、
王たち、イスラエルの子らの前に運ぶ、私の
選びの器です。」
「そこで、アナニアは出かけて行って、その
家に入り…。」
彼は、迫害者の家に、その迫害者を救う為に
行きました。ライオンの口に、その頭を入れ
た様なものです。

サウロはアナニアらを殺すためにやって来ま
した。けれどもアナニアは愛をもってサウロ
に、その大罪を悟らせる為にではなく、聖霊
を受けさせる為に、やって来ました。

「あなたが来る途中で、あなたに現れた主
イエスが、私を遣わされました。あなたが
再び見える様になり、聖霊に満たされる為
です。」
「そこで彼は立ち上がってバプテスマを受け
…。」この名高いパリサイ人、自分は神の
律法を守っていたパリサイ人が、今、自分は
罪人であると告白し、キリストによって、
救いを得たと言い表しました。

今、自分は罪人の頭であると、懺悔し、
キリスト者の群れに加わったのです。

一週間前まで、サウロは、イエスを神の子だ
と言う者は滅ぼされなければならない、と
思っていましたが、けれども今は、自分が
「この方こそ神の子です。」と証ししました

「誰でも、イエスが神の子であると告白する
なら、神は、その人のうちに留まり、その人
も、神の内に留まっています。」
           (第一ヨハネ4ー15)



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