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札幌・円山生活日記

2024資料館 de ひなめぐり@札幌市資料館(旧札幌控訴院)

「札幌市資料館」で開催中の「2024資料館 de ひなめぐり」。着物地のひな人形や布製の和小物を制作する「ひな工房八重の衣」、押絵と雛飾りの「工房とも」、水引細工の「工房祥」3グループによる手作り雛、ひな飾り、押し絵などが数多く展示されています。規模は大きくありませんが華やかで見応えがあります。

3月3日は「桃の節句」「ひなまつり」の日です。昨年も鑑賞させていただきました「資料館 de ひなめぐり」が2月27日(火)~3月3日(日)の予定で「札幌市資料館(旧札幌控訴院)」で開催されています。今年も華やかな雛飾り等を鑑賞すべく出かけてきました。地下鉄東西線「円山公園駅」から2駅乗って「西11丁目駅」で下車、「大通公園」内を歩いて「札幌市資料館」に到着です。
「札幌市資料館(旧札幌控訴院)」の正面玄関。2020年12月に国の重要文化財に指定された札幌軟石を使った重厚な建物。旧札幌控訴院の名残である「目隠しをした法の女神」 のレリーフをくぐり入館です。
ホール入口も重厚な札幌軟石造りです。
ステンドグラスで飾られた趣ある周り階段を2階にあがります。

会場は2階ギャラリー3~6。着物地から手作りのお雛様とその小物などを制作する「ひな工房八重の衣」など3グループによる展示です。
まずは「ギャラリー5・6」。ヤマグチヒナコさんが主宰される「ひな工房八重の衣」による着物地を八枚重ねた手作りひな人形などが展示されています。

着物地の人形や小物類など例年に増して華やかに感じます。
主宰者ヤマグチヒナコさんによる「御殿飾り」。京都御所の紫宸殿(ししんでん)を模した「雛御殿」は大正末期から昭和初期のもので名古屋の方から譲り受けられた貴重なものとか。
こちらは「明治生まれの方の作った卵雛」。人形の顔の部分に卵の殻です。


工房の皆さんによるひな人形など。衣装は古い着物地を八枚重ねた手作りのものだそうです。

ひな人形脇には開花した桜の花が飾られ華を添えていました。

「ギャラリー4」には丹智子さんが主宰される「手づくり工房とも」によるひな飾りや押絵、吊るし飾りが展示されています。

狐やネズミの嫁入りなどの変り雛はじめ目を楽しませる人形たちです。
色鮮やか吊るし飾りなどで会場は大変華やかです。

志摩祥子さん主宰の水引細工「工房祥」 の展示会場「ギャラリー3」。




ひな人形はじめ様々な水引作品が展示されていました。見事な作品の数々で小規模ながらも見ごたえのある展示会でした。ありがとうございます。

資料館2階「大通交流ギャラリー」から見た「大通公園」。正面はテレビ塔。

札幌市内各所でひな人形が飾られているそうです。

「2024 資料館 de ひなめぐり」
開催期間:2024年02月27日~2024年03月03日
開催時間:10時~16時(最終日は15:00まで)
開催場所:札幌市資料館(札幌市中央区大通西13丁目)
主催者:ひな工房 八重の衣
お問合せ:ひな工房 八重の衣(電話090-2873-3959)
公式サイト:https://blog.goo.ne.jp/miy36
(2024.3.2)

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