2020/01/16(木) 曇
前回の和水町歴史民俗資料館に感銘を受け、今日は玉名市博物館こころピア(写真1参照)を目的地にする。
今日の最高気温予報は、9°と低い。鼻水が出るのは止むを得ないとしても、手が悴むのは避けたいと冬山で着用していた厚手のグローブを着用する。
10時半に自宅を出発し、高瀬大橋を渡った所で12時のチャイムを聞く。自宅からここまで1時間半。
こころピアでは、日置氏に関する詳細情報が開示してあるとのH.P.情報に期待して来た。
記憶に残った情報は「鹿児島県の日置郡は日置氏が玉名から入植した地であろう」ということであったが、日置氏が運んだという菊池川沿いの石で造った石棺が何処にどれ位の数、何故運ばれたのかという疑問は解けなかった。
以前、探訪したが探し出せなかった岱明町開田にあった「院塚古墳」は、削平されてしまっていることが分かった。
同じく探し出せなかった「山下古墳」は削平されおり、舟形石棺がここに展示してあった。
平成の大合併で岱明町、天水町の文化財も展示されているので、全体の展示物の厚みが増している分充実しているが、特別展の入れ替え中で、常設展のみの見学ということで展示スペースの1/4程度の見学ゾーンであった。
日本刀「洞田貫」(写真2参照)は、撮影が許されているので撮って来た。
往路は、県道31から国道208を来たが、タンプカーに20~30cmの離隔で追い越され怖い思いをしたので、復路は県道16の江田船山古墳公園(写真3参照)の前を通り、右折して県道3経由で帰途に就く。
途中、用木の日吉宮(写真4参照)に立ち寄る。
境内に上る中段に楠の大木(写真5参照)がある。
県指定の天然記念物ではないが、「ふるさと熊本の樹木」(写真6参照)に認定されいる巨樹のようだ。
拝殿(写真7参照)には、沢山の絵馬が掲げてあった。なかにはこの土地の歴史を現した物があることもあるので、よく見て来ればよかったと悔いが残る。
摂社は、天神社(写真8参照)
もう一つ祠(写真9参照)がある。石があるだけ、こちらが本来の祭神か?
拝殿側壁に貼ってある用木日吉宮の由緒書(写真10参照)
境内にあるもう一つの用木日吉神社由緒之碑(写真11参照)
国常立神、大山咋神、大己貴神を祭神としている。「記紀」に現れる神々以前の神々である。
空は曇天で時刻は分からない。距離は自宅まで25kmくらいか?帰途を急ぐ。
熊本(自宅)27km→玉名市博物館こころピア32km→熊本(自宅)
所要時間7時間(実5時間) 総計59km 走行累計30,990km
自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。
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