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【寄稿】米大学のデモで逮捕者、内戦の予兆か 見え隠れする中国共産党の影響力

2024-05-07 | オピニオン

イスラエル・パレスチナ問題をめぐる分断は米国社会に大きな爪痕を残している。写真は4月30日、ニューヨークでデモ隊を排除する警官 (Photo by Spencer Platt/Getty Images)

 

  • 「いちご白書」をもう一度

米国の名門コロンビア大学のキャンパスに4月17日、イスラエルのガザ進攻に抗議する学生ら数百人がテントを設営しデモの野営地を作った。これに対し大学当局は警官隊を導入し、翌18日、テントは撤去され学生ら108人が逮捕された。

こうした抗議デモは、イスラエルのガザ進攻以降、米国の各大学で展開されてきたが、これほど大量の逮捕者が出たのは初めてである。

コロンビア大学といえば、1968年にベトナム反戦運動で全学封鎖がされ、それを大学当局が警官隊を導入して強制排除するという事件が起きた。当時はベトナム戦争に米国が介入して泥沼に陥り、米国のみならず日本を含む世界各国の大学で反戦運動が繰り広げられていた。

コロンビア大学の1968年の事件は、その一コマだが、1970年に米国で「いちご白書」という題名で映画化され、世界的に注目された。松任谷由実作詞・作曲の名曲「いちご白書をもう一度」は、この映画がモチーフになっている。

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イスラエル・パレスチナ問題をめぐる分断は米国社会に大きな爪痕を残している。年末に米大統領選を控えるなか、中国共産党が背後で影響力を行使していることに警戒しなけれ...

 

 


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