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フランスの少子化対策③家族形態

2007年04月17日 | 子育て

ドイツ、育児休業で収入の3分の2を補てん

 
 

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フランスの家族の形

 

結婚にとらわれない国民性 

2004年に誕生した子供の46.4%が、結婚していないカップルから生まれた婚外子…これはスウェーデンなど北欧諸国に匹敵する比率とのこと。

 

フランスの場合、80年代半ばには20%台だったから、この20年間で倍増とは凄い話!!

 

大統領選最有力候補の女性、ロワイヤル氏は、同党トップのオランド第一書記との間に四人の子供をもうけたが、結婚はしていない。

 

これって……日本じゃ絶対考えられないですよね。

でもフランスではありふれた話なんですって。

 

 

1968年、五月革命以降の社会の変化……

五月革命(ごがつかくめい)とは、1968年5月21日にフランスのパリで行われたゼネストを主体とする民衆の反体制運動と、それに伴う政府の政策転換を指す。

この運動の成果は、文教政策の転換にあり、教授の権限の縮小と、学生の主体性を文部省が公的に承認し、アグレガシオン等の民主化、大学自治の確立にある。 (ウィキペディアより)

 
この革命のあと「男は仕事、女は家庭」という古めかしい役割分担が崩れ、結婚という形式にもとらわれなくなった。
  

こういうことが背景にあるんですね。

 

99年には、結婚していなくても結婚と同等の権利を得る事ができる制度が導入される。


離別した後でも子供を扶養していることを証明すれば、種々の給付を受けることができる。

 

フランス…かなり先に行っちゃっています

 

平等な社会風土実現

手厚い経済的支援に加え、いかなる形の家庭に暮らす子供でも、平等に社会の一員として受け入れる風土が、特に女性にとって、子供を持つことの心理的負担を軽くしているようだ。

日本では、経済支援はすぐにはできにかもしれないけど、子どもを持つ事の心理的不安の解消はよい方法がありそうな気がするんですが……。

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北海道新聞 フランスの少子化対策より

家族形態

結婚にとらわれない 平等な社会風土実現

フランスでは、二○○四年に誕生した子供の46・4%が、結婚していないカップルから生まれた婚外子だった。これはスウェーデンなど北欧諸国に匹敵する比率だが、フランスの場合、八○年代半ばには20%台だったから、この二十年間で倍増したことになる。

 来年の大統領選で、社会党の最有力候補と言われる女性のロワイヤル氏は、同党トップのオランド第一書記との間に四人の子供をもうけたが、結婚はしていない。これは特異な例ではなく、フランスではごくありふれた話である。

 この底流には、既成の価値観を覆した一九六八年の五月革命以降の社会の変化があると言われている。「男は仕事、女は家庭」という古めかしい役割分担が崩れ、結婚という形式にもとらわれなくなった。

 九九年には、結婚していなくても、共同生活をするカップルが税制、社会保障などで、結婚と同等の権利を得ることができるPACS(連帯市民契約)も導入された。

 離別後、子連れで新たなパートナーと同居するカップル、一人親の家庭など家族形態は多様化したが、基本的に子供を扶養していることを証明すれば、種々の給付を受けることができる。

 手厚い経済的支援に加え、いかなる形の家庭に暮らす子供でも、平等に社会の一員として受け入れる風土が、特に女性にとって、子供を持つことの心理的負担を軽くしているようだ。

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