鍼灸師「おおしたさん」のブログです

東京都港区南青山で開業20年 / 6月から広島に帰る予定です

添い寝がいい?一人寝がいい?

2010年11月25日 | 子育て

今朝の写真です

神宮外苑いちょう並木も色づいてきました。

朝から人がいっぱいいます。

今週末は見ごろかもしれませんね!


ところで添い寝がいいのか一人寝がいいのかという質問があったので…

子どもが4人いるのでどうしても添い寝になってしまいますが、実際どうなんでしょうね?

 

思うに「子どもをどう育てたいか」にもよるのではないでしょうか?

どんな子どもになってもらいたいか…


日本では「友達と仲良くする、協調性のある子」という答えが多いような、、

かたやアメリカとかだと「自立した子」と答える方が多いかも。

 

「協調?」

「自立?」

 

協調性を育んでもらいたいのなら、添い寝かな。

添い寝でよく触れられている子は、他人の気持ちを汲む事、すなわち協調性を育む事が上手になるかも、、


逆に海外の親御さんが子どもに求める「自立」を早くから促したい場合、一人でいる時間を少しずつ多くすればそのように成長するのではないでしょうか。

  

どちらも意味あると思います。

だけど、あまり偏らないほうが良いのは確かだと思います。

だから、、
早くに自立を促す必要もなく、だからといっていつまでもベタベタすることも考えもの、、

 

ただ…

泣き叫ぶわが子を一人で寝かせる…

子どもは甘えているだけだから、泣き叫んでも誰もきてくれない…

そのうち一人で眠れるようになる…

これはどうかと思います。

  

「自立」を促す。

「主張」を促す。

自分の意見を通すことが重要なので、ケンカ腰になってしまうかも。

これは親子夫婦でもそう…。

 

海外の人は自己主張がつきものなので、ドラマも映画もケンカ腰に見えてしまいます。

だから、、、、
多分ですが、「あんなことを言いましたがあなたの事が大好きですよ」という意思表示をハグやキスとともに絶えずしないといけないのかなぁ、って。

「色々言ったけどあなたの事が大好きなのよ!」って、言わなくてもわかるだろ!は通用しないから、態度で示し続けないといけない。

面倒くさい国だなぁ、、

 

かたや日本は暗黙のうちに他人に対してでさえ「あうんの呼吸」を求められてしまう、、

好きだなんて…言わなくてもわかるだろ!的な文化ですね。

非常に面倒くさい文化ですが、この日本で上手に生き抜くためにはこの「あうんの呼吸」を習得することがとっても大切!

この小さな島国で多くの人が気持ちよく生きていくために選んだ文化的背景なので、変えろと言われてもすぐには変わらないでしょう。

 

相手に不快な思いをさせない…

何気なくそれができれば、日本はとても住みやすい国だと思います。

 

でも多くの人が窒息しそうな…そんな国であることも確かです。

 自殺率を見てもそうですよね?

 

そういえば海外の人は子どもと遊ぶ時は目いっぱい遊ぶお父さんお母さんが多いように感じます。

自立を養う教育をするとはいえ、思いっきり触れ合うことも忘れていないので、そこを抜かして夜は一人で寝かせるというのは違うかと思います。

 

ということで、自立を養う子に育てるべく一人寝をするのであれば、その分いつでもしっかりハグしてあげてくださいね!

 

うちは…

小2の子と小4の子は一緒に寝ています。いつも抱きついて寝ています。

 温かいですものね! 


だからといって自立心が養われないかというとそうではないと思います。

 

寝ている時、チョッと不安になった時、手を伸ばせば誰かがいる…

誰かがいつも傍にいてくれる…

 

誰かがいつも傍にいてくれる安心感…

これが育てば必ず自らの力で羽ばたくと思いたい!

この安心感が育てば「どこに行っても誰もが私を愛してくれる」といった気持ちが芽生えれば、


そしたらしめたもの!

自分を愛する事にもつながる、、

そんな気がするのです。

 

そんな感じで、、
自分がそうされたようにするのが親としては楽なので、私もそうされて育てられたのでしょう。

親に感謝ですね!


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