スズキ スイフトスポーツ ZC33S 2023年式 24500キロ
年式も新しく走行距離もそこまで多いわけではありませんが、古くなり多走行になってからでは汚れがこびり付いて落ちるものも落ちなくなりますからね。
今回のお客様のように調子が悪くなる前に早め早めのメンテナンスが◎だと思います(^^)/
RECSはエンジンをかけた状態で溶剤を吸気側の配管から注入して、吸気系と燃焼室の汚れに溶剤が付着・浸透することで、徐々に汚れを落としていきます(^^)
効率よく且つ吸気系全体に溶剤が行き渡る為にはどこから吸入させるか?が大事になります。
簡単にいうとスロットルバルブ直後が理想となります。そうすることでインテークマニホールド全体に行き渡ることになり、各気筒に溶剤が吸入されることになりますが、車によっては良い箇所がないこともあり多少各気筒に吸入量のバラつきが起きることもあります(^_^;)
そのバラつきを抑えるのが大変というかお店によって変わる部分だと思います。
ちなみにこのエンジンでよく見られる吸入箇所はこの奥の
インテークマニホールドな刺さっているL型のホースを外した箇所になるんですが、ここってスロットルバルブの真逆になり、吸入された空気が逆流するわけがなく、、、結果として溶剤はほぼ1番シリンダーに入ることになります┐(‘~`;)┌
つまり、吸入箇所としてはイマイチですね(>0<;)
面倒臭がらず?にエンジンカバーを外して最適な箇所を探して
吸入ホースを接続して、外した部品をエンジンを掛けれる状態まで戻してエンジンスタート。
当店では更にRECSの効率を上げるためにエンジン回転数を微妙に上げてます(^^)/
施工中は白煙を出し過ぎないように吸入量を調整してるので、施工にかなりの時間を要する為、お預かりでの作業となりますm(_ _)m
排気量によって溶剤の量が変わるので、排気量毎の料金設定になってますよー
全ての溶剤の吸入が終わったら配管を戻して
インテークマニホールドに残った溶剤を飛ばすためにレーシングでしっかりと吸入させます。
仮にインテークマニホールド内に液体として溜まった状態で溶剤が残っていると、走り出した時に最悪ウォーターハンマー現象でエンジンが破損となります(゜o゜;
溜まらないようにするには短時間で溶剤を入れ過ぎないこと、吸入後にしっかりとレーシングをすることですかね〜
そもそも短時間で入れ過ぎるとただ単に溶剤を燃料と一緒に燃やしてるだけになるので、RECSとしての意味があるのかどうか、、、(^_^;)
上記のようなことからRECSって簡単なようで簡単じゃないというか、経験と知識が大事だなと思います。
中には施工できない車、施工できても溶剤の吸入が片寄ってしまう車があります。
当店はそこまで経験が豊富ってわけではないので、預かって現車を確認後に最適な箇所を探してるって感じなので取り掛かるまでに時間が掛かったりします(^_^;)
やるからにはちゃんとしたいですからね〜
なので余計にお預かりさせて欲しいんですm(_ _)m
皆様からの整備のご依頼をお待ちしています。
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