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どうして起きたのか

それをどのように理解し

どのように対処するべきか

文明と経済政策

2010-01-21 10:29:29 | 日記

総需要曲線(AD)と総供給曲線(AS)、縦軸には物価水準 P ↑、横軸には実質 GDP

(実質国内総生産)Y →、物価の下落は、実質貨幣供給を増やすことによって、利子率を

低下させ、投資の拡大と総需要の増加をもたらす。他の経済理論があって、第二次補正予算

が経済政策として行われようとしていますが、家計貯蓄率・人口構成の高齢化・少子化が嘆きの

壁ではない環境下で有効であるので、政府の経済政策に対して、一抹のさびしさがあります。景気を

良くしたいのであれば、いつの時代でも、まず第一に、政治改革・制度改革から始めなければならない。

この世界的なデフレは、「アペイロンデフレ」とでも呼ばれるべき特別なデフレで、フィロソフィー(哲学)

という言葉が使われていなっかった時代、イオニアのミレトスのタレス(紀元前624~546?)の

弟子であるアナクシマンドロス(紀元前610~546?)は万物の原理を無限なもの(アペイロン)と

考えました。アペイロンは、「不死・不滅・神的、すべてを包括し、すべてを整える」そして、アペイロン

は、自分自身は決して絶えることなく、あらゆるものを生み出す。21世紀では、ヒッグス粒子の理論

を思わせますが、豪華客船が泥船渡河に変えられてしまう嘆きと断絶が、このデフレの正体であり、

各国の経済政策に対して、その有効性に残念な思いを抱く人々は少なくないと考えられます      

Yen の実力を示す実質実効為替レートの低下とYen 安、国内総生産、国民所得の続落傾向は、地球規模の

破壊波動が日本発であることを示す。世界の終わりは日本の終わりの後になるということなのです。
 

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