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続:日本海沿岸東北自動車道・山形秋田県境付近の状況について

2024/2/4付ブログ記事「日本海沿岸東北自動車道・山形秋田県境付近の状況について」の続報です。

日本海沿岸東北自動車道(酒田みなと~遊佐)および一般国道7号遊佐象潟道路区間ですが、2022/9/26に開催された東北地方整備局の令和4年度第1回事業評価監視委員会で評価対象になっていました。

https://www.thr.mlit.go.jp/bumon/b00097/k00360/h13jhyouka/040926/shiryou0926/shiryou03-1.pdf

遊佐象潟道路区間の事業費が前回評価時点と比べ225億円増の800億円となっており、この増加分のうち98億円は「遊佐鳥海IC~吹浦IC間の道路構造変更」に起因しています。

もともと遊佐鳥海IC~吹浦IC間は盛土構造の予定でしたが、現場の軟弱地盤のレベルが想定以上のため盛土を断念して連続高架橋構造に変更することとなり、さらに連続高架橋に必要な施工ヤードも軟弱地盤対策が必要とあって、この区間の事業費が当初見込みの91億円から189億円に膨れ上がったとのこと。

このほか、女鹿IC以北の区間でも、以下の理由から計127億円事業費が増額となっています。

 岩質の変化による工法の変更=40億円
 転石処理の追加=52億円
 (原生自然林部分の)切土部の構造見直し=30億円
 (工事車両が通行する)市道の補修・補強費の増加=5億円

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