2009年5月1日(金) 夜
明日からの連休に胸を躍らせていた、一人のオトコがおりました。
高速道路の上限1000円という魅力的なキャンペーンが有ろうが無かろうが、今回の連休も車で出掛けていたはずですが、やはり懐に優しいキャンペーンというのは、貧乏旅行者にとってはありがたいこと。ただ、それにより今まで以上の大渋滞が予想されるとテレビや新聞でも発表され、それが前日の22時あたりから交通集中による渋滞が始まると聞いては、出来る限り早く仕事を終えて出発するに限ります。
周囲にも今日の夜から出掛けるので定時に帰ると宣言し、GWの真ん中、5月1日のメーデーでもあるためそれほど忙しくはないだろうと思っていた・・・わけですが、「休み前にいっちょ仕事を全部片付けてしまおうか」的なお客様の意気込みに巻き込まれまして、いつも以上の慌しい状態が続き、結局、深夜帰宅となったのでした。
それからロールちゃんを齧りつつ準備を行いまして、出発時間は、深夜2:00を越えたあたりとなりました。渋滞嫌いの自分としては、遅くなった方が有り難かったのですが、さすがに眠い目を擦りながらの運転は大変です。そうそう、西ルートとしては、東名高速が安全かつ最短距離となりますが、自分のいつものルートは、中央道から。神奈川回りが面倒ということもありますが、グルグルっとしたルートが眠気覚ましにあっているためでもあるようです。結果的にこの選択が、深夜の東名全域大渋滞を避けられたのですが・・・。
2009年5月2日(土) 夜明け前
深夜3時・4時の時間帯にも関わらず、かろうじて渋滞にならない程の車の密集度にGWらしさを感じつつ、旅の興奮からか眠気も忘れて順調に車を走らせます。名古屋を通過して三重県に入ったあたりで、順調だった流れも終わり、いよいよ前方に渋滞の情報が入ってくるようになったのでした。
今日の目標としては、どれだけの渋滞に巻き込まれるか未知数であったため、『頑張って奈良県に入る』というアバウトな設定しかしておりません。高速でダラダラと惰性で車に揺られて奈良に入るのであれば、下道で楽しみながら移動しようと四日市ICにて下車して『鈴鹿スカイライン』経由で奈良県を目指すことにしました。
今回最初の道の駅となったのが『菰野(こもの)』
この先に鈴鹿スカイラインがあるのですが、ここに来る少し前あたりで
「鈴鹿スカイライン通行止」の情報を得て、すっかり意気消沈
屋外で陶器販売を行なっておりました
旅は始まったばかり、気にするなブ~
このまま戻っても渋滞の大ピークに巻き込まれるだけですから
折角なので湯の山温泉&御在所岳に行ってみることにしました
『ふもとから山頂までみんなを乗せて半世紀』・・・凄いなぁ
登山をするという手も考えましたが、寝不足で見知らぬ山に登るほど酔狂ではありませんので
今回はロープウェイを利用します
何十分に1本かと思いきや、スキー場のようなひっきりなしのゴンドラ
料金:片道1200円、往復:2100円 ・・・思ったより高いです
とはいえ、結構な高度感と素晴らしい景色が堪能できますので
これを見られるのであれば、それほど料金も高いものでもないと思えるかもしれません
正面の土砂崩れ後のような場所も登山道(本谷コース)
せっせと人が登っているのが見えました・・・うむむ、侮れず
大黒岩にも人がちらほら
うーん、こんな場所に登れるなんて、気持ちよさそうですね
ロープウェイ駅から出てくると、朝陽台から山頂方面がドーンと!
この日は、この広場で山上結婚式が行なわれていました・・・あやかりたいですね
湯の山温泉といえば、恋結び折鶴伝説
それにあやかって二人で鍵をかける・・・って、折鶴関係ないやんとか思うのは無粋ってものです・・・
土曜日ともあって家族連れが沢山いらっしゃっていました
観光に来ているというよりは、公園に遊びに来ているような感覚のようですね
春は花の山としても有名だそうです。この時期はアカヤシオ
・・・のはずなのですが、先週末の荒天により雪が降ったおかげで
時期がちょっと遅れ気味とのこと
山頂に行こうと思っていましたが、神社があるということで
先に御嶽神社(御嶽大権現)に向かいます
長者池のそばにある八大龍王をお祭りする神社
最初えらいもの見つけたなぁ・・・と思いましたが
『奇瑞石』というとてもご利益のある石とのこと
こちらが御嶽神社、小高い場所にあるため展望はなかなかのものです
『御嶽山蔵王大権現』『大日大聖不動明王』をお祭りしている神仏習合な神社のようです
今回の旅行で最初に見つけた狛犬
・・・いや、違うでしょ Σヽ(゜Д゜; )ノ
と思って反対を見ると、なんとちゃんと阿吽になっている
しかも角まであるディテールっぷりを見ると・・・狛犬・・・なのか Σ(;´△`) ガーン
何だか、ブースカとか昔の着ぐるみドラマを思い出してしまいました
気を取り直して山頂を目指します
歩いている途中で、てんぷらパーティの方々に揚げたててんぷらを貰ったりと皆さんお優しい
御在所岳山頂到着!
ただお散歩がてらに歩いただけですから、徹夜ドライブ明けでも大丈夫
看板の奥に行けば、ちょっとスリリングな展望場所がありました
岩の奥まで歩いていけば、プチ登山家気分
ロープウェイ側乗場から奥の登山道をちょっと進むと展望台があります
先程ロープウェイ内から見た景色が一望できます
ロープウェーの鉄塔として日本一を誇る白い6号鉄塔
左側の尾根道が、人気の高い『中道コース』
・・・え、行くの?
明日からの連休に胸を躍らせていた、一人のオトコがおりました。
高速道路の上限1000円という魅力的なキャンペーンが有ろうが無かろうが、今回の連休も車で出掛けていたはずですが、やはり懐に優しいキャンペーンというのは、貧乏旅行者にとってはありがたいこと。ただ、それにより今まで以上の大渋滞が予想されるとテレビや新聞でも発表され、それが前日の22時あたりから交通集中による渋滞が始まると聞いては、出来る限り早く仕事を終えて出発するに限ります。
周囲にも今日の夜から出掛けるので定時に帰ると宣言し、GWの真ん中、5月1日のメーデーでもあるためそれほど忙しくはないだろうと思っていた・・・わけですが、「休み前にいっちょ仕事を全部片付けてしまおうか」的なお客様の意気込みに巻き込まれまして、いつも以上の慌しい状態が続き、結局、深夜帰宅となったのでした。
それからロールちゃんを齧りつつ準備を行いまして、出発時間は、深夜2:00を越えたあたりとなりました。渋滞嫌いの自分としては、遅くなった方が有り難かったのですが、さすがに眠い目を擦りながらの運転は大変です。そうそう、西ルートとしては、東名高速が安全かつ最短距離となりますが、自分のいつものルートは、中央道から。神奈川回りが面倒ということもありますが、グルグルっとしたルートが眠気覚ましにあっているためでもあるようです。結果的にこの選択が、深夜の東名全域大渋滞を避けられたのですが・・・。
2009年5月2日(土) 夜明け前
深夜3時・4時の時間帯にも関わらず、かろうじて渋滞にならない程の車の密集度にGWらしさを感じつつ、旅の興奮からか眠気も忘れて順調に車を走らせます。名古屋を通過して三重県に入ったあたりで、順調だった流れも終わり、いよいよ前方に渋滞の情報が入ってくるようになったのでした。
今日の目標としては、どれだけの渋滞に巻き込まれるか未知数であったため、『頑張って奈良県に入る』というアバウトな設定しかしておりません。高速でダラダラと惰性で車に揺られて奈良に入るのであれば、下道で楽しみながら移動しようと四日市ICにて下車して『鈴鹿スカイライン』経由で奈良県を目指すことにしました。
今回最初の道の駅となったのが『菰野(こもの)』
この先に鈴鹿スカイラインがあるのですが、ここに来る少し前あたりで
「鈴鹿スカイライン通行止」の情報を得て、すっかり意気消沈
屋外で陶器販売を行なっておりました
旅は始まったばかり、気にするなブ~
このまま戻っても渋滞の大ピークに巻き込まれるだけですから
折角なので湯の山温泉&御在所岳に行ってみることにしました
『ふもとから山頂までみんなを乗せて半世紀』・・・凄いなぁ
登山をするという手も考えましたが、寝不足で見知らぬ山に登るほど酔狂ではありませんので
今回はロープウェイを利用します
何十分に1本かと思いきや、スキー場のようなひっきりなしのゴンドラ
料金:片道1200円、往復:2100円 ・・・思ったより高いです
とはいえ、結構な高度感と素晴らしい景色が堪能できますので
これを見られるのであれば、それほど料金も高いものでもないと思えるかもしれません
正面の土砂崩れ後のような場所も登山道(本谷コース)
せっせと人が登っているのが見えました・・・うむむ、侮れず
大黒岩にも人がちらほら
うーん、こんな場所に登れるなんて、気持ちよさそうですね
ロープウェイ駅から出てくると、朝陽台から山頂方面がドーンと!
この日は、この広場で山上結婚式が行なわれていました・・・あやかりたいですね
湯の山温泉といえば、恋結び折鶴伝説
それにあやかって二人で鍵をかける・・・って、折鶴関係ないやんとか思うのは無粋ってものです・・・
土曜日ともあって家族連れが沢山いらっしゃっていました
観光に来ているというよりは、公園に遊びに来ているような感覚のようですね
春は花の山としても有名だそうです。この時期はアカヤシオ
・・・のはずなのですが、先週末の荒天により雪が降ったおかげで
時期がちょっと遅れ気味とのこと
山頂に行こうと思っていましたが、神社があるということで
先に御嶽神社(御嶽大権現)に向かいます
長者池のそばにある八大龍王をお祭りする神社
最初えらいもの見つけたなぁ・・・と思いましたが
『奇瑞石』というとてもご利益のある石とのこと
こちらが御嶽神社、小高い場所にあるため展望はなかなかのものです
『御嶽山蔵王大権現』『大日大聖不動明王』をお祭りしている神仏習合な神社のようです
今回の旅行で最初に見つけた狛犬
・・・いや、違うでしょ Σヽ(゜Д゜; )ノ
と思って反対を見ると、なんとちゃんと阿吽になっている
しかも角まであるディテールっぷりを見ると・・・狛犬・・・なのか Σ(;´△`) ガーン
何だか、ブースカとか昔の着ぐるみドラマを思い出してしまいました
気を取り直して山頂を目指します
歩いている途中で、てんぷらパーティの方々に揚げたててんぷらを貰ったりと皆さんお優しい
御在所岳山頂到着!
ただお散歩がてらに歩いただけですから、徹夜ドライブ明けでも大丈夫
看板の奥に行けば、ちょっとスリリングな展望場所がありました
岩の奥まで歩いていけば、プチ登山家気分
ロープウェイ側乗場から奥の登山道をちょっと進むと展望台があります
先程ロープウェイ内から見た景色が一望できます
ロープウェーの鉄塔として日本一を誇る白い6号鉄塔
左側の尾根道が、人気の高い『中道コース』
・・・え、行くの?
憧れの御在所ロープウェイ~~~♪
前から乗ってみたいと思ってましたぁ~♪
高さと、壊れそうなドキドキ感♪o┤*´Д`*├o アァー乗ってみたいです~♪
Σ(・o・;) アッそうか♪高速1000円で行けば良いのね♪
(´・ω・`)/~~いつも楽しそうなたびですね~~~♪
>って、行ったんだよね?
この流れですから・・・行きますよね、やっぱり。
ということで、珍しくレポが完了いたしました(笑)。とはいえ、普通の下山レポですので、面白いかどうかは別問題ですが・・・。
御座所ロープウェイって、そんなにメジャーなものだったのですか?!
>高さと、壊れそうなドキドキ感♪
これこれ。壊れそうなドキドキ感だなんて、とてもしっかりしたロープウェイですから大丈夫なはずですよ。この内容を先に見ていたら、違うドキドキを体験していたことでしょうから、見ていなくて良かったです。
>いつも楽しそうなたびですね~~~♪
そういってもらえると嬉しいですよ。内情は、風邪っぴきで車中泊したり、温泉の営業時間に間にあわせるために疾走したり、未開の地でガソリンの残量とにらめっこしたり、激暑の天候に車内が醸されたり、と色々有りました。
こんな神社があったなんて、ぜんぜんしらなんだー。
小さいころ何回も行ってるはずなんですが、記憶なし。
5年くらい前の正月に入院していた祖母の見舞いがてらいったことがあるのですが、そのときは雪雪雪、、、で。
ふーん、今度ちゃんと行ってみようっと。
ご希望通り、最初は御在所岳から始めさせていただきました。とはいえ、登っていないので山行報告にはなりませんけどね(笑)。
子供の頃に行っている場所というのは、案外あいまいになっていますよね。自分も阿蘇山の記憶は、牛と戯れた記憶ばかり…思い出しながら行くのが楽しいかもしれませんね。
神社は、山頂の賑やかさとは無縁な程に、殆ど誰もいませんでしたから、気にしないと行かないようですよ。