股間の彼に声をかける。
まめちん？
そろそろ晩ごはんの支度を始めないと。
立ち上がっていいかな？
んー・・・困ったなぁ
そんなにママンにくっついてたいなんて
わたしって、愛されてるのね
・・・・・
オヤジからの帰るコール。
手を止め、
カギを開けに玄関へ向かうと・・・・
え？
その毛布って・・・・
自分で落としたの？
よく見ると
ソファーの上の毛布には・・・・
がんばって落としたんだね
じーっとしてるから寒くなるんだよ
ちょっとはママンを手伝ったら？
すぐにあったまるわよ？
ごめんなさい。
いりません
ジャマになるだけ
で、しばらくすると・・・・・
結局自分のベッドへ戻っているまめじろう。
上手にクッションを背に
ぬくぬくほかほかで・・・・
こいつにとっての春は
いつやって来るんだろね？
そんな今夜の晩ごはん
角煮丼
実はオヤジが
仕込んでくれてありましてね
一度冷やして白く固まった脂を
丁寧に取り除き・・・・
とろっとろの見た目でも
さらりとイケちゃう美味しさ
今夜もたいへんおいしゅうございまスた
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家のコンセントも・・・
USBが必要な時代ですな
真夜中・・・・。
うん●で起こされましてね
冷たい床をひたひたと歩きながら
片づけを進める。
まめじろうは
イスの上から高みの見物
時間は3時40分。
誰のために起きてると思ってるんだよ
寝たいけど、空気を入れ替えないと
も、クサすぎ
いやいや。
コレは鼻が曲がるレベルだと思うぞ？
・・・・・
朝。
ヒトの気も知らず
窒息寝のまめじろうさん。
結局あの後、
4時台にはエアお砂かけの音に起こされ、 執拗に床をこするのである
5時台には見事にリバース
こっぽこっぽといつもの音に
夫婦で飛び起きて受け止めた
ゴミ箱で
おかげで3時40分のうん●を皮切りに
ほとんど寝ることができず・・・・
さぁて、どうしてくれようかね？
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ぺったんこになる折りたたみイス
こりゃお花見に便利だわ
