晩ごはんの支度をはじめると
なぜか見えるところに
移って来てくれるまめじろう。
だが今日は目の前のイスには
来てくれませんでね
でも、ま、それも
しょうがないコトである。
だって、冷たいイスより
床暖に張り付いてた方が
シヤワセに決まってるし。
で、ひとり黙々と
作業をつづけていて
気が付いた。
テーブルとイスの足の向こうに
にゅーっと伸びる手
まめじろうが
伸びをしているのである
慌てて様子を見に行くと・・・・
そんなトコロで
寝ころんでたんだ
ココ、床暖エリア内で
台所から見える
ギリギリの位置であり・・・・
分かってますよ
でもさ、なんだかんだ言ったって
気は遣って
くれていると言うコトか
ありがと まめちん
え？ なに？
え？ なにを？
出ねーし
所詮、そんなもん
なのである
そんな今夜の晩ごはん
白菜と豚バラのパスタ。
にんにく、塩コショウに
創味シャンタンで味を追加
ま、今夜もなんとかなりまスた
あ、まめやんですか？
いますよ？
ココに。
わたしの手に・・・・
まめちん？
あ、起きた？
えー
・・・・
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炊飯器の「保温」がキライでしてね。
なので炊き上がったらすぐに
お茶わんに移してラップして
食べる直前にまた
温め直しているのだが・・・・
こんな、一膳用の
「おひつ」もあるそうで
そういや、昨日
面白かったのが・・・・
晩ごはんの片づけを済ませ
シンクもみがき
「ふぅ。やっと終わった」
ってとこで気が付いた。
まめやんに
夜の缶詰あげるの
忘れてた
しかし、シンクはもう
ピカピカである。
お風呂も浴室暖房作動中で
早く入ってしまいたい。
ガス代がもったいないから
どうせ後でまた
呑み散らかしを片付けるワケだし
缶詰はその時で
いいのではなかろうかと
オヤジに声をかける。
「まめちん、どうしてる？
寝てる？」
ぐっすり寝てるなら
わざわざ起こしてまで
食べさせる必要はない。
夕方にも食べてるし
だが、オヤジの返答は・・・・
オヤジ：「まめちん、いないよ？
」
え？
じゃ、どこ？
はっ
っと
振り返って驚いた。
ぎゃっ
いや、だって
いつからソコに・・・・
びったり背後を
取られていたなんて
全然気づかなかった
てっきり、あっちで
寝てるとばかり・・・・
いや、えと、まめちん？
ちょっと相談が・・・・
缶詰は、後でいいか・・・・
なっ
いや、あの、もう
お片付けは済んじゃったし・・・・
いや、だからもぉ、
シンクも拭いちゃったし・・・・
あぅ
己の作業手順の悪さに
涙しながら
急いで缶詰を出してやり
お茶わんを洗い
ふたたび排水口を片付け
シンクを拭く。
「ふぅ。これでやっと終わった」
「やっとお風呂に行ける」と
まめじろうに目をやると・・・・
えと・・・・
むきぃっ
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ココ、すっぽんで
超有名なお店でしてね。
って、
ネット通販で食べられるなんて
なんつぅかね？
魚と肉の間のような
旨さと食感なんですよ
